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気づけば楽しかった週末も終わって、またいつもの日常に戻る。
いつも通り仕事を進めていくんだけど、なんだか集中できない。
阿部「目黒〜次これよろしくねー。」
目黒「あ、はい。わかりました。」
なんだよこいつ。いつもこんなに集中してやってないくせに…。
…全ては隣に座っている目黒のせいだ。
何事もなかったかのように、パソコンから目を離さずに淡々と仕事をこなしている。
気まずいのか、朝から私には一際話しかけてこないんだけどね。
…正直目黒から告白されるなんて夢にも思ってなかった話だよ。
考えすぎて昨日はあんまりよく寝れなかったし。
…ってか、なんでこんなに私だけ気にしてるんだろう。
目黒にそんな感情あるわけじゃないのに、妙に気にしてしまう。
阿部「Aちゃーん、進んでないけど大丈夫？」
『わっ！…すみません。ボーッとしてました…。』
後ろから阿部さんに声をかけられてびっくりする。
阿部「ははっ、びっくりしすぎ。どうかした？」
『…いえ！ちょっと寝不足で集中できなくって…』
お前のせいだぞーって思いながら、隣の目黒の方をチラッと見てみるけど、パソコンの画面から目を離さないし、こっちの会話に見向きもしない。
阿部「そうなの？大丈夫？」
『大丈夫です…！！すみません。』
阿部「ううん、いいんだけどさ。なんかいつもの元気がないなーって思ってさ。これ飲みながらお昼まで頑張ってね。」
そう言いながらデスクにコーヒーを置いてくれる。
『すみません…ありがとうございます！』
阿部「どういたしまして〜。じゃあ頑張ってね〜！」
仕事に私情を持ってきちゃダメだね。集中しないと。
阿部さんに貰ったコーヒーを一口啜り、両手で頬を軽くパンっと叩いて、気を取り直して仕事を再開した。
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ぴの(プロフ) - setohuuさん» あたたかいコメントありがとうございます😭 (2022年3月5日 0時) (
レス) id: f4cad36e4a (このIDを非表示/違反報告)
setohuu(プロフ) - とても、楽しく見させてもらってます！完結楽しみに待ってます！ (2022年3月4日 14時) (レス) @page22 id: 8de0cca409 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴの | 作成日時：2021年10月9日 14時
