__・ ページ14
.
.
康二「はいっ、Aちゃんどーぞ！」
袋からコーヒーを出して渡してくれる。
『あ、ありがと。』
康二「めめはこれな〜。」
目黒「おう。さんきゅ。」
そのまま何も言わずに買ってきてもらったものを飲み始める。
康二「…え？二人ともなんでそんな静かなん？」
なんとなく気まずいこの空気を察したのか、康二くんがびっくりしながらそう言う。
目黒「普通だろ。」
康二「えー？二人とも俺に隠し事やめてやぁ〜？？？」
『ははっ、なにその顔。笑』
少しいじけた顔をしながら言う康二くんがおもしろくてつい笑ってしまった。
ちらっと後ろから目黒が乗る助手席の方を覗いてみると、窓の外を見ていて
こっちの方を見向きもしないし、心なしか少し顔が赤くなってる気がした。
ほないくでー！という康二くんの言葉と共に
何もなかったかのようにまた車は走り出し
そのまま康二くんに家まで送ってもらった。
『送ってもらってごめんね。ありがとう。』
康二「ええんやで〜！今日楽しかったわ！こちらこそありがとうな？」
『うん、私も楽しかった！気をつけて帰ってね。』
チラッと目黒の方を見てみると、パッと目が合ってすぐに逸らされた。
なんだよ。気まずいのはこっちなんだけど…
バイバーイ！と大きな声で言いながら去って行く車を後ろから見送って家に入った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 249人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴの(プロフ) - setohuuさん» あたたかいコメントありがとうございます😭 (2022年3月5日 0時) (
レス) id: f4cad36e4a (このIDを非表示/違反報告)
setohuu(プロフ) - とても、楽しく見させてもらってます！完結楽しみに待ってます！ (2022年3月4日 14時) (レス) @page22 id: 8de0cca409 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぴの | 作成日時：2021年10月9日 14時
