【BTS】ぼくらのかわいいマンネⅥ (ページ6)

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JN side

そう、あれはまだデビュー前のことだったと思う

「姫～、じゃーん！オムライス！」

「わぁ！じんおっぱすごいですっ！wonderful！」

僕が作ったオムライスを見て嬉しそうにキャッキャと反応してくれるもんだから

もう・・・僕はこの子のためにオムライス製造機になっても構わないよ！(あれ？既視感)

「はい、ケチャップどーそ！」

「ふふっ・・ありがとうですっ」

べちゃっ・・・・・ドボボボボボボ

「え・・・・・ちょ、A？！」

「♪～・・・おっぱ？」

そう、Aは僕が渡したケチャップで文字を書くわけでも、ハートを描くわけでもなく・・・

どうせなら【そくじんおっぱ】とか書いてほしかった()

黄色の山は今や噴火直後で付近森も町も溶岩で溶かしたような状態・・・ようするにそこにはもう黄色などという概念は存在しないのだ

ただケチャップという溶岩の海だけが広がっている

Aの隣でバキュームのように豪快にオムライスをかきこんでいたジョングクはそれを見て盛大に噎せ、ナムジュンはコーヒーを吹き出し

ユンギは通常時の２倍は目を見開き硬直状態

テヒョンとホソクはすでに口に含んでいたオムライスをこぼし、ジミナは信じたくないのか何度も目を擦ってはAの皿を見つめる・・・

「い、いっぱいかけすぎちゃったね？ほら酸っぱくなっちゃうからね～」

なんて言いながら僕がスプーンでケチャップを掬おうとすれば・・・

「？？だいじょぶですよ～、Aいつもこうやってたべてたです！」

「え？」

僕のCPUは完全にショート寸前、いやもはやとっくにショートしているっていうのにこの子はそんな僕に構う様子もなく爆弾発言を続けるから恐ろしいったらありゃしないよ！

なに？いつもこうやって食べてるですって？！？！？！？

唖然とする僕らを置いてきぼりにしたままスプーンいっぱいに溶岩、あ、ケチャップ・・

あ、お、オムライスを掬い特に顔を歪めることもなくぱくぱくと可愛らしいお口で食べ進めていくA

「んむっ・・・おいし！おっぱおいし～ですっ」

・・・・・・うん、なんか僕が褒められてる感じが全然しないのよ

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