【BTS】ぼくらのかわいいマンネⅥ (ページ12)

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SG side

ほっとけと言った手前やはりテヒョンの行動力がなければマンネふたりがとんでもない事になっていたのは確実だ

乗り込みに行ったテヒョンの叫び声が聞こえたのはそれから間もなくのことだった。

「みんな！！ジョングクとAが熱～！！！！」

リビングで各々くつろいでいたはずの俺たちが総立ちになるほどだ。

ナムジュンなんかコーヒー床にぶちまけた(俺は掃除しねぇからな…)

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「ぐぅ…ぐう……っううぅ」

「姫…うなされてるね……」

結局一緒に寝かせると悪化するからジョングクはそのままでAは俺とジニヒョンの部屋に連れてきた

さっきからくまモンを抱きしめながら朦朧とした意識の中でずっとジョングクの名前を呼び続けてるA

「ほら、早く寝て良くなって、ジョングクのこと安心させてやれ？」

その頬を撫でてやったところでAの熱が下がる訳じゃないが気休め程度でも安心させてやりたい…お互いにな？

さっきまでテヒョンに宥められても泣き叫ぶほどパニックだったAもさすがにあれだけ泣いたら疲れたようで、しばらくすれば穏やかな寝息が聞こえてきた

「ヤー、テヒョンのお手柄だな笑」

「ですね笑
でもジョングギ、自分で呼ぼうとスマホ手に握ってたみたいですよ」

これは救世主テヒョンから聞いた話だが()

いざジョングクを起こそうとしたらその手にはスマホが握られており画面はグループトークに

【Aが熱でまし】まで打ち込まれ止まっていたらしい。

きっと打ち込む途中でジョングクの意識が熱でダメになってしまったんだろう…

こんなときでも自分の熱後回しでAをどうにかしようとするジョングクはやっぱり出来たマンネだし、それだけAのことが大切で特別な存在だって言うことは手に取るようにわかる

それは勿論俺たちも同じだけどな。

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グクノルはお熱＿end
REQUEST thank you.