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army? side
「…………………」
つかの間の休日をこんなネットカフェで過ごす自分を少し惨めに思いながらいつも通り漫画を選んでいた時です
あの2人の顔が本棚越しに見えたんです
見間違え？そんな訳ありません。だって毎朝Aさんのデスクを見てきた私が間違えるわけないんです。
それに先程も言った通り、あの異様に整った2つの絵画のような彫刻のような美しい顔忘れれる人がいるなら会ってみたいものです。
「ふふ…あ、ぼのぼの！」
「ぶたないでぇ〜ひひっ」
「てておっぱにてるですねぇ〜…ふふっ」
本棚越しに私がガン見していることに未だ気づいていないのか2人はなんだか中睦まじい様子でした。
今どきのアイドルはグループ内恋愛がトレンドなんですか？？あまり詳しくないのでこれ以上は掘り下げないでおきますが。
その後も2人は楽しそうにマンガを選びしばらくしてから個室に戻っていきました。
もちろん私はそれ以上追いかけることはできませんから後ろ姿を見納めておきましたが…
そして何を思ったのか私はここまで選んでいたマンガを全て本棚に戻し、個室でネットを開きました。
「V NORN…」
検索欄に天気と本のタイトル以外を打ったのは初めてでした。
そこには私の知らない世界が広がっていて、目に映る動画や画像全てが新鮮で、まさに放心状態とでも言いましょうか…
調べて見てわかったことはあのふわふわとした雰囲気で恋人のような2人は実は恋人ではなかったようです！信じられません…
どこか食わず嫌いしていた部分がありましたが完全ハマってしまいました、優しい優しい優しいファンの方(しつこい)
ぜひ仲良くしてくださいね(そもそもファンの方で私のブログを読んでいる人はいるのか？笑)
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作者名：薇
| 作成日時：2019年11月9日 19時
