それが愛だと言うのなら

fk × dt ページ36

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※ マシュマロよりリクエスト




深澤 side




二人して休日のある日




俺はソファでめめ 康二 ラウと電話を繋ぎながら




今ハマってるゲームをやっていた




初めは少し離れた所で雑誌を読んだり




スマホを弄ったりしていたのだけど




無意識かそれとも確信犯なのかは知らないけど




徐々に距離を近付けてきて




気付けば肩が触れる距離にいた だてさん




特に声も掛けずそのままゲームを続けていれば




今度は体重をかけてきた




多分構って欲しいんだろうけど




まだゲームは辞めない




だってもっと可愛いだてさん見たいもん




しばらくするとお開きになってゲームを落とすけど




そのままスマホを弄り続ける




そうすれば痺れを切らしたのか




俺の服の裾をつんつんと引っ張り




ふっか と呼ばれたけど




今日は名前で呼ばれるまで




反応してあげないって勝手に決めてるから




無視を決め込む




その後も数回呼ばれたけど全く反応しなければ




こちらも心が痛むから次に呼ばれたら




仕方ないけど折れてあげようと思えば




小さな声で「 … 辰哉？」って呼ばれて




可愛すぎて困った




はぁ本当にこの恋人は可愛すぎる




俺の前だときゅるきゅるして




理性保つのが大変なんだからな




「 なに 、だてさん 」




態といつも通りの呼び方をすれば




むっとした顔して横を向いてしまった




「 ははっ 、かぁわい … 涼太 こっち向いて 」




頬に触れながら呼びかければ




顔を赤く染めながらこちらを向く




軽く腕を引っ張り自分の膝に乗せてやると




恥ずかしそうにしながらも




どこか嬉しそうに微笑む




「 ねぇ 、ゲームしない？」




「 もうゲームはいいじゃんか 」




「 違う 、さっきやってたのじゃなくて 」




首を傾げ




何言ってんだこいつみたいな目で見られたけど




深澤さんはそんな事じゃめげません




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