愛で満たして

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向井 side




顕になったふっかさんのそれは




しっかりと主張をしていて




なんだか嬉しくなった




パクリと咥えて手も使うけど




あんまり口が大きい方じゃないから




気持ちよくできてるかなって不安になって




チラリと顔を盗み見れば




目が合って微笑んでくれた




「 不安に … っ 、なってんの？」




ふわふわ頭を撫でてくれるから




口も手も止めずに頷けば




目を細めて優しく笑って




「 大丈夫 、ふぅ … きもちいから 」




ちゃんと言葉にしてくれたから




もっと頑張ってみる




どれくらいそうしてたか分からんけど




「 んっ 、こぉじ 離して 」




余裕のない声が聞こえてきて




多分もうすぐいくんやって分かったから




意地でも離さずに更に奥に咥えれば




そのまま中に放たれる欲




「 ばか 、はぁ … のんだの？」




ゴクリと喉を鳴らして飲み込み




口を開けて見せれば




「 … ほんとに初めて？」




と聞いてくるふっかさん




「 そこ嘘つくとこちゃうやろ 」




なんて自分でも可愛くないなって思う返事をすれば




かぁいいと言ってまた優しく笑う




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