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その後、外で待っていたふっかさんの手を引き
整体師さんの部屋へ強制送還
いまは あー とか うー とか言いながら
大人しく施術受けてる
『……まったく、無理しないでよ』
深「Aにいいとこ見せたかったのお〜」
『悪化したらどうするんですか…』
へへ なんて笑ってるけど
それが悲しく見えて仕方ないんだってば
深「Aってさあ、目黒とタメだっけ?」
『いや、康二くんかな?わたし早生まれだから目黒くんの同級生たちと同じ年なんだよね』
深「じゃあ大学は行ってねえんだな」
『うん、すぐ就職しちゃったから』
深「あーなんかAと仲良い人から色々と聞いたわ」
『でしょ?だから半年で辞めてこっちに来たの』
深「大正解だろこっち来て〜」
『まあ前の職場環境に比べたら全然こっちの方がいいし、普通高卒なんて雇ってくれないからね』
深「んあ、そっかあ〜」
いつもよりふわふわしてる、声が甘い
その時、先生の携帯が鳴って「ちょっと出ます」と
思わぬタイミングで2人きりになってしまった
ふっかさんはよいしょ、と起き上がって
イスに座るわたしの前にヤンキー座りした
顔が思ったよりも近いし、頭撫でられてる…
深「俺たちAがマネージャーでしあわせだわ」
『ふっかさんてわたしを喜ばせるの上手い…』
深「だって事実だもん仕方ねえじゃん?」
『……わたしも、ふっかさんたちに出会えて良かった、です』
いつも言わないから、恥ずかしさで俯いてしまう
でも、いまわたしはとてもしあわせで
このまま2人だけの時間が続けばいいと思った
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chocochan114(プロフ) - とっても大好きな作品でした。ぜひ続編を書いていただければと思います。 (2019年9月13日 23時) (レス) id: 3ff47050e1 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - とってもキュンキュンしました!ぜひ続編を書いてほしいです! (2019年9月12日 22時) (レス) id: 0920edeea2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうきんぐ☆(プロフ) - とっても面白い作品でした!!SnowHouse大好きなのでぜひ続編お願いしたいです!! (2019年9月12日 20時) (レス) id: 1dbd86bd34 (このIDを非表示/違反報告)
maru05032(プロフ) - もう毎日更新されてないかワクワクして待ってました!!すっごく面白かったです!!新作がひーくんってことなのでそれもめちゃくちゃ楽しみにしてます!!! (2019年9月12日 20時) (レス) id: 5ecd009b2a (このIDを非表示/違反報告)
京北わか(プロフ) - 完結おめでとうございます!!とてもおもしろかったです!これからも頑張ってください! (2019年9月12日 17時) (レス) id: 4e915e623c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さく | 作成日時:2019年8月18日 21時