すのがーる22 (ページ40)

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まだ17歳の普通の女の子

きっと今が一番楽しい時期だし、芸能界に入ってなかったら友達とタピオカ飲んだりSNSに映え写真載せたりそんな普通の日常を送っていたはず

「Aはたのしいんだけどなぁ〜」

深澤「、本当に？」

「ほんとだよ？いっつも写真撮られちゃうのはたまに嫌なときあるけど、、でもお仕事たのしい！学校よりたのしいよ？」

深澤「そっか、」

「だからね、かわいそうって言われちゃうの悲しいなぁ」

深澤「A、、」

なんか、知らないうちに強くなったなぁ
嫌なことあったらすぐ泣いてたのに

自分の気持ちもちゃんと口に出せるようになった
仕事が楽しいって言葉も嘘じゃないと思うし

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深澤「Aえらいね、本当にえらいよ」

「ふふ、ふつうだよ」

深澤「普通か、、でもおっきくなったなぁ」

「もっとおっきくなるよ！」

深澤「えー！もっとおっきくなっちゃうの？」

「そー！らうちゃんと同じくらい！」

深澤「ははは、楽しみだわ〜」

今回はAが悲しい思いをしたからあれだけど、こうやって制服姿のAと手を繋いで歩くなんてあと何回できんだろなぁ

落ちてく夕日とAの横顔を交互に見ながらなんだか嬉しくて寂しい気持ちになった

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「ただいまぁ〜！」

深澤「はいおかえり〜」

「たつやくんただいまのぎゅーする」

深澤「ふは、やっぱりするの？」

「おうちはいーの！」

深澤「はいはい、おいで〜」

「ぎゅーー！たつやくんだいすき！」

深澤「俺も大好きだよA」

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