すのがーる⑯ (ページ15)

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宮舘「A、えらいえらい」

頭を撫でてあげたけどぽろぽろ溢れる涙は全然止まらない

「、Aだいじょぶだよ、ぴーまんたべれる。、だって、これたべたら、っ、みんなとずっといっしょにいられる、もん、」

宮舘「A、、、」

「、っ、うぇーん、っ、、」

宮舘「よくわかった。Aの気持ちよくわかったよ。大丈夫。」

たまらず抱きしめて何度も何度も背中をさすって、大丈夫って、伝わるかな

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宮舘「A、野菜食べなくたってずっと一緒にいられるよ。それより俺はAに無理させたくないな。」

「、でも、っ、、」

宮舘「大人になったら味覚って変わるんだよ？だから無理しないで、そのときまで待ってて？絶対大丈夫だからね」

「、ほんと？」

宮舘「本当。俺がAに嘘ついたことある？」

「、ふふ、ない！りょうたくんうそつかないもん」

宮舘「でしょ？」

「ふふふ、りょうたくんだいすき！」

宮舘「俺も大好きだよ、姫」

「じゃあ今日おとまりする？」

宮舘「そうしようかな(笑)」

君が大人になるまでに、俺がきっと美味しく野菜を食べられるように頑張るから

だからなるべくゆっくり大人になって
まだまだ手のかかる姫でいて欲しいな

俺はそんなAが世界で一番大好きだから

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渡辺「ピーマンどうだった？」

「、、、たべました」

渡辺「えっ！？まじで！？嘘だろ！」

宮舘「本当だよ。姫頑張ったんだから。まぁ今後は食べないけど」

渡辺「ぷはっ(笑)やっぱりだめだったか！」

「いいんだもん！大人になったらベロも大人になるんだもん！」

渡辺「いや、おまえは無理だね！」

「ほんとだもん！」

宮舘「ね、そのときまで待つんだもんね？」

「ねー？」

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