SnowHouse２

＃３５ ページ35

お昼過ぎ








岩「A〜、ジム行ってくる」

『はーい行ってらっしゃい！』

阿「俺本買いに行くわ」

佐「え！俺も新刊買いに行く！」

『はーい！気を付けてね』








３人を送り出したところで

涼ちゃんが申し訳なさそうに近づいてきた








宮「A、俺買い出し行ってくるよ」

『あ、ごめん。昨日行っておけばよかったね』

宮「ううん。ふっかいるし気まづくないでしょ？」

『うん……て、あれ？翔太ー、ふっかは？』

渡「Aに怒られるからってこっそりゲーセン行った」

「『………』」









涼ちゃんを見上げると

いたずらっぽい顔でニヤニヤしてる









宮「まあ、頑張れ(笑)」

『やだやだ涼ちゃん行かないで』

宮「いま渡しちゃいな。アレと、Aの気持ち」

『え！？まってそれは心の準備が……』

宮「翔太ー、悪いけどAと留守番してて」

『涼ちゃん！？』

渡「おー。はいはいAちゃんこっちおいで」









リビングから出てきた翔太に後ろからホールドされ

それをニコニコしながら見ている涼ちゃんを

半べそかきながらどうすることもできず見送る









『涼ちゃんの鬼ーーー！！』

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