〈拾壱〉 ページ11
.
「ここだァ」
立派なお屋敷に案内された
「とっても立派ですね、、!」
「まあな、ここで若手の稽古をしたりするしなァ」
「そうなんですね!」
.
''まあ入れェ''
と促される
「お邪魔します...」
当たり前だけど家の中全部不死川さんの匂いがして恥ずかしくなる
.
「すぐ飯作るからそこら辺座っててくれ」
.
「なにかお手伝いする事ありませんか?」
そう台所に駆け寄ると昨日使ったのであろう食器類が洗い場に置いてあった
「これ、洗っても良いですか...?」
「あぁ、悪ィな」
少し申し訳なさそうな顔をする
「えへへ、大丈夫ですよ!」
そう言い2人で台所に立つ
.
.
洗い物が終わった時
「ん」
味見しろ というように
汁物が入った小さな器を目の前に出す
.
手を拭こうとすると
「そのままでいい」
そう言われ、器を口に近づけられる
恥ずかしながらも不死川さんに飲ませて貰う
''ふーふー''
.
「...!! とっても美味しいです!」
「よかったァ、」
「不死川さんは何でも出来るんですね」
「んなこたァねェよ、もう出来るからそこ座ってろ」
「はーい!」
.
.
「「いただきます」」
2人で手を合わせる
本当にこの短時間で作ったの?というほど美味しそうなご飯が沢山
.
...モグモグ ...パクパク
「んー!どれも本当に美味しいですっ」
「おォ、よかった」
不死川さんの作るご飯は本当にどれも美味しく、懐かしい味がした。
.
.
.
「ご馳走様でした!」
「お粗末さまァ、、
さっき買った日本酒でものむかァ」
「良いですね!お猪口用意しますねっ」
「棚の上の方ある」
そう言われ棚の上の方のお猪口を取ろうとするが
私の身長では少し足りない
.
「ったくよォ、」
.
背後から 不死川さんの手が伸びる
.
「無理すんなァ」
目の前に不死川さんの顔
.
ぶわっと顔が赤くなるのが分かる
「ありがとう、ございます...//」
.
「もう酒飲んでんのかァ?」
不死川さんの手が赤くなった私の頬に触れ
意地悪そうに笑いながら そう言う
.
私は更に顔を赤くし居間に戻る
106人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
弥溜(プロフ) - 柚葉さん» コメント、嬉しいお言葉、本当にありがとうございます!これからも頑張りますのでよろしくお願い致します(^^*) (2021年4月16日 13時) (レス) id: 79f0108b80 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉(プロフ) - 更新、待っておりました!大変だとは思いますが、待っている読者がいますので、頑張ってくださいね(^^) (2021年4月16日 10時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
弥溜(プロフ) - 衣世さん» 初めまして!読んでくださりありがとうございます!これからも頑張りますので宜しくお願い致します^^*! (2021年2月16日 23時) (レス) id: 79f0108b80 (このIDを非表示/違反報告)
衣世 - はじめまして!とても楽しくて一気に読みました☆これからも楽しみにしてます( ´∀`) (2021年2月16日 19時) (レス) id: 8b5abcedbd (このIDを非表示/違反報告)
弥溜(プロフ) - あかねさん» コメント、嬉しいお言葉ありがとうございます!!これからもよろしくお願い致します(*^^*) (2021年1月30日 20時) (レス) id: 79f0108b80 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:弥溜 | 作成日時:2021年1月24日 0時