#45 ページ45
side 深澤
急いで楽屋口に向かうと
警備員さんにAがいる部屋を知らされた
いつもは楽屋に戻ってすぐ風呂に行くけど
今日はそんなのどうでもいい
部屋の前について、心を落ち着かせる
深「……開けるよ?」
佐「うん、」
3回扉をノックしてゆっくり開けると
そこには久しぶりに見たAの姿があった
阿「っ、A」
俺らを見た瞬間Aは一気に泣きだし、
俺に向かって真っ直ぐ走ってきて抱きついた
『ひっ……ふっかぁ…みんなぁ……っ』
深「おーおー、どうしたどうした(笑)」
宮「ほーら泣かない泣かない」
舘さんが頭を撫でても
Aの涙はさらに溢れるばかり
『ずっとみんなに会いたかった…っ!』
そんなAを、
俺やAの後ろから全員が包み込んだ
『みんなごめんなさ…っ、ごめんなさいっ』
渡「Aは悪くないんだから謝んな」
岩「誰もAを責めてなんかないよ」
佐「そうそう、悪いのはあの康太とかいうやつとわからずやの事務所!」
Aの涙につられて
俺たちの気持ちも爆発してしまって
そう言って笑う佐久間や照の目にも涙が浮かんでる
深「A、顔上げて」
『むり、いま』
深「いいから」
Aの両頬に手を添えて顔を上げさせる
目は真っ赤で、涙目で、
こんなになるまで我慢させてしまったことを後悔する
渡「A、会いに来てくれてありがとう」
宮「もう絶対1人になんてしないからね」
岩「Aいないと俺ら無理なんだよ」
佐「Aの家は俺らの家だもん!なあ?」
阿「そうだよ。ちゃんと事務所とも話つけよ?」
Aはぶんぶんと顔を縦に振る
深「また、俺たちの世話焼いてくれますか?」
『わたしでよければ、喜んで……!!』
そういうAの表情は
俺たちの笑顔で溢れていた
531人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
結奏(プロフ) - 続編楽しみにしてます!! (2019年5月7日 13時) (レス) id: 0352446aed (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - とても素敵なお話ですね。更新頑張ってください (2019年4月4日 16時) (レス) id: e12a29f17e (このIDを非表示/違反報告)
まー(プロフ) - こんばんは!!更新有難うございます♪ (2019年3月10日 1時) (レス) id: 642c74e836 (このIDを非表示/違反報告)
まー(プロフ) - 初めまして(°▽°)SnowManのお話を探していてこのお話を見つけました(^^)私このお話好きで続きが気になります(´・ω・`)続き待ってます!! (2019年3月9日 15時) (レス) id: 642c74e836 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さく | 作成日時:2019年2月26日 11時