＃２１ ページ21
ゆっくり瞼を開けると、自分の部屋だった
あれ、わたし帰ってきてからどうなったんだっけ…
『いっ…た…』
起き上がろうとしても頭が痛い
なんとか首だけ動かして、時刻を見た
もう短い針は８を指している
遠くから階段を上がる音が聞こえ
しばらくして扉が開いた
阿「……っ、A。大丈夫？」
涼ちゃんが作ったであろうお粥を机に置いて
まっすぐ飛んできた阿部くん
ああ…、迷惑かけちゃった
『あ、べく…ごめ…』
阿「ああもう、こんな時に謝らないで」
『…起きたい』
阿「ん、腰上げて」
優しく頭と腰に手を回して
壁に寄りかかるようにしてくれる
服替わってるってことは
ああもう誰かに見られたんだ
阿「聞きたいことは山ほどあるけど、とりあえずこれ、食べられる？」
『…うん』
阿「ん、口開けて」
一口食べたら安心して
あの時は出なかった涙が溢れ出した
阿「いくらでも汚していいから、」
そう言って
泣き止むまでずっと背中を撫でてくれた
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結奏(プロフ) - 続編楽しみにしてます！！ (2019年5月7日 13時) (
レス) id: 0352446aed (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - とても素敵なお話ですね。更新頑張ってください (2019年4月4日 16時) (レス) id: e12a29f17e (このIDを非表示/違反報告)
まー(プロフ) - こんばんは！！更新有難うございます♪ (2019年3月10日 1時) (レス) id: 642c74e836 (このIDを非表示/違反報告)
まー(プロフ) - 初めまして(°▽°)SnowManのお話を探していてこのお話を見つけました(^^)私このお話好きで続きが気になります(´・ω・`)続き待ってます！！ (2019年3月9日 15時) (レス) id: 642c74e836 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さく
| 作成日時：2019年2月26日 11時
