#12 ページ12
『この時間からバー?』
渡「うっさい、ここしか思いつかなかったんだよ」
『家でよかったじゃん』
渡「誰か帰ってくるかもしれねえじゃん」
『いいじゃん』
渡「俺がダメなのー」
『意味わかりませーん』
特に何を頼むわけでもなく
用意してもらった個室で翔太と2人きり
けどそれが結構居心地良かったり
渡「涼太と、阿部と、なんかしたの」
『なんか、とは』
渡「いや、だから、そういう…」
『は、何考えてんの変態』
渡「バカちげーよ!!俺みたいにこういうことしたのかって」
『んー、特に何も?ただテレビ見たり、お買い物頼んだり、かなり甘えさせてもらってるかな』
渡「あ、っそ…」
なんだなんだ、聞いといてその反応は
今度はわたしがぶすくれると
真剣な顔をした翔太が隣にやってきた
その眼差しにドキッとしてしまう
思わず視線を翔太の胸元に逸らした
渡「….なんで家が嫌か、教えてやろうか」
『え?』
顔を上げると同時に
頬に手の温もりと、柔らかい感触
渡「誰もいないと、お前に対してこういう歯止め効かなくなるのが怖ぇんだよ、」
『しょ、た、』
渡「いまだって必死に抑えてたのに、急に照れちゃってさ。そんな顔されたら我慢できねえよ」
いろんな感情がごちゃ混ぜで収集がつかない
実は翔太のパーカーわたしも買ったんだよ
なんて、
当分は言えそうにない
531人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
結奏(プロフ) - 続編楽しみにしてます!! (2019年5月7日 13時) (レス) id: 0352446aed (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - とても素敵なお話ですね。更新頑張ってください (2019年4月4日 16時) (レス) id: e12a29f17e (このIDを非表示/違反報告)
まー(プロフ) - こんばんは!!更新有難うございます♪ (2019年3月10日 1時) (レス) id: 642c74e836 (このIDを非表示/違反報告)
まー(プロフ) - 初めまして(°▽°)SnowManのお話を探していてこのお話を見つけました(^^)私このお話好きで続きが気になります(´・ω・`)続き待ってます!! (2019年3月9日 15時) (レス) id: 642c74e836 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さく | 作成日時:2019年2月26日 11時