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私自身、風貌は一丁前で
髪も染めて毎日しっかりクルクルに巻き、
いかにも、都会の女子高生という感じ。
自分で言うのもなんだが、
仲いい友達以外は周りからも怖がられるから
辰哉くんと付き合ってるからと言って
なにかしてくる女子はいない。
でもそれは、彼に見合うように、
隣に並んでもお似合いに見えるように、と
頑張っているから。
自分の好きでやっていることだから、
彼が隣にいてくれて余計に嬉しさが増す。
「Aさ、今週末どっか行こ〜」
私の髪を梳いてクルクルしながら
そんなお誘い。
『またゲーセン? (笑)』
「Aの好きなキャラのぬいぐるみ
もうすぐ出るでしょ?俺覚えてんだよ、偉くない?」
『あっ、そういえば。
私ですら忘れてたよ、(笑)』
「深澤さんはね、大好きなAちゃんが
言ったことは忘れないからね、」
ドヤ顔でそんなことを言ってくる。
こんな調子の彼を見ていたら、
私が心配する必要は何も無いのかもしれない。
(fin)
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スノ姫 - 屋上でひとときっていいですね〜屋上と言っても、学校は全然ないのよ。続き待ってます。 (2021年10月20日 1時) (レス) @page17 id: 61c754dd4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:39 | 作成日時:2021年10月13日 21時