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『今日も告られた?』
隣にいるモテる人間に、そんなことを聞く。
「おま、俺をなんだと思ってんの、(笑)」
『ん〜、めちゃくちゃモテる顔がでかい先輩』
「ちょっと悪口じゃねぇか、
そこは私だけの辰哉くんって言えよ〜、」
『私がそんなこと言うと思う? (笑) 』
なんだよ〜、なんてちょっと不貞腐れる彼を見て
ケラケラと笑う。
『けどまぁ、ここ来たら辰哉くんいるし、
と思って、来てみた。』
素直にそう言えば、途端に嬉しそうな顔になる。
「やっぱ俺に会いたかったんだねぇ」
正直に言えば、
私と辰哉くんが付き合ってることは
学校の人はほとんど知っていること。
なのに、
空気の読まない女子たちは、普通に
辰哉くんを呼び出してはよく告白している。
私もその現場を目撃したことあるくらい。
彼はその度に付き合ってる人いるからと
しっかり断っているのも知っているから
嬉しいけど、やっぱり嫌だ。
だから、この屋上にこれば
2人きりだし、誰にも邪魔されずに
彼を独り占め出来ると思った。
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スノ姫 - 屋上でひとときっていいですね〜屋上と言っても、学校は全然ないのよ。続き待ってます。 (2021年10月20日 1時) (レス) @page17 id: 61c754dd4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:39 | 作成日時:2021年10月13日 21時