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ギイ、と古びた音のする屋上のドアを開けて

外に足を踏み入れる。






『あっつ…』





天気が良くて、照りつける日差し。




日差しが強くて、独り言が漏れた。




早く夏が終わんないかな、なんて考える。





授業中だから当たり前だけど

屋上には人影はない。





でも屋上は、隣の校舎から見ると

見つかってしまう可能性があるから


バレない場所に移動する。







屋上にある、入っていいのか分からないような

ハシゴ。




そこに足をかけて、1段ずつ登る。






『あ、いた。』





登りきった時、見覚えのある姿が目に入って

思わず声が漏れた。







「お〜、Aじゃん、珍しい。」







私の声に気づいた彼が、

仰向けでスマホをいじっていた手を止め

こちらを向いて私に反応した。

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スノ姫 - 屋上でひとときっていいですね〜屋上と言っても、学校は全然ないのよ。続き待ってます。 (2021年10月20日 1時) (レス) @page17 id: 61c754dd4c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:39 | 作成日時:2021年10月13日 21時

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