3.ショッピング ページ3
Abe side
今日はたまたま俺たちの休日が被った。
せっかくだし買い物に行こう、ということでショッピングモールまで来た。変装すると誰にもバレない、嬉しいのか、嬉しくないのか…
『亮平くん、何か欲しいものある?』
阿「んー、服みたいかな。Aは?」
『私も服みたい!あ、でも先に亮平くんのみてからね(笑)』
きっと前に出かけた時のことを思い出したのだろう。
Aの服を選ばせてもらったのだが、どの服も似合いすぎて選ぶのに時間がかかってしまい俺の服を買いに行けなかった。
阿「はいはい(笑) じゃああの店入っていい?」
『うん、私も亮平くんの選びたい!』
しばらくAのセンスで服を選んでもらう。
一緒にいる期間が長いからか、何となくAの選ぶ服の系統が分かるようになってきた。
『これは?かっこいいと思うな』
阿「いいね、これにしようかな」
俺の服はすんなり決まった。
問題はここからだ。
『これは?』
阿「凄く似合ってるよ」
『じゃあこっちは?』
阿「うん、可愛い」
『…じゃあ、これは?』
阿「それもAにぴったりだね」
『全部反応一緒じゃん』
阿「え?」
『もっとちゃんと考えてよー 』
ちゃんと考えてる。全部Aに似合うから決めきれないだけで…
どれを着ていても、Aが好みなんだから。
阿「じゃあこれは?いつもAが着てる感じだし」
『確かに!これ可愛いね』
阿「今更だけど、Aは何基準で選んでるの?」
そういえば何度も一緒に買い物してるのに聞いたことがなかった。
『んー、肌が弱いから素材をまず見ちゃうかな。あとはシンプルなものが好きかも』
阿「なるほど。確かにモノトーンとか多いよね」
『うん。シンプルな服にちょっとオシャレなアクセサリーをつける方が好みなんだよね』
そう言いながら先程俺が選んだ服を籠に入れる。
毎回俺が選んだものは必ず購入するのは、自惚れていいのだろうか。
『じゃあ買ってくるからちょっと待ってて』
阿「だーめ。俺が出す」
『いいよいいよ!私だって大人だし、頻繁に買ってもらうのは申し訳ない』
そういえば前回も遠慮するAを押し切って俺が出したっけ。
阿「俺がしたいからしてるの。ね、だから次のデートはこれ着てきて?」
Aはやはり渋ったものの俺の頑固さに勝てないと思ったのか諦めた。
『ありがとう。次は亮平くんの私にプレゼントさせてね。』
・
買い物を終えフードコートへ向かう。
すると突然…
?「あれ、阿部ちゃん?」
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Sora(プロフ) - まり姉さん» ご指摘ありがとうございます。作成する段階で23時と深夜1時とで迷っていた所をタイプミスしたままにしたままになっておりました。今1時と修正致しました。 (2021年2月3日 0時) (レス) id: 020104d6ef (このIDを非表示/違反報告)
まり姉(プロフ) - 13のとこで、夜に話してるのに13時を過ぎたところってなってますよ??23時ではないですか?? (2021年2月3日 0時) (レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
Sora(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます!とても励みになります!別の作品にもコメントしてくださり、本当に嬉しいです。これからもよろしくお願いします! (2021年2月1日 12時) (レス) id: 020104d6ef (このIDを非表示/違反報告)
Sora(プロフ) - 岩川ゆうまさん» コメントありがとうございます。とても励みになります!阿部くんとの甘々な生活を書いていけたらなぁと思うのでぜひこれからも読んでいただけると嬉しいです! (2021年2月1日 12時) (レス) id: 020104d6ef (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年2月1日 11時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:-sora- | 作成日時:2021年1月31日 21時