13.安心 ページ13
Abe side
Aは俺の腕の中で泣きながら眠ってしまった。
精神的にも、体力的にも限界なうえに泣き疲れたのだろう。
阿「…ふっか、ありがとう」
深「いや、俺こそ。Aがここまで安心できる場所を見つけたんだと思って俺も安心したわ」
そう言ってソファに深く腰掛けるふっか。
阿「A明日仕事休みか…ここにいてもらうとして、仕事で外出する日はどうすれば…」
ストーカー対策を頭をフル回転させて考える。
深「んー、俺的にはしばらく仕事休ませた方がいいと思うけど…たぶんこの様子だと飯もあんま食えてないだろうし、眠りも浅いんじゃない？」
阿「だよなぁ。俺もそう思う」
Aが仕事を大事にしているのを知ってるから簡単に辞めろなんて言えないけど、一時的にでも休んだ方がAのためになるんじゃないかな。
深「んー、とりあえず阿部ちゃん今日は風呂入って寝たら？明日早いんでしょ？」
今の時刻は1時を超えたところ。
8時には家を出る。仕事のことを考えると早く寝たほうがいい。
阿「…でもAぐっすり眠ってるし」
俺の腕の中には眠るA。
深「あー、とりあえずベッドに運んで、起きちゃったらその時考えたら？」
ふっかの提案を受け入れ、ベッドまでAを運び、そっと降ろすと幸いなことにまだ眠っている様だ。
深「…俺起きちゃった時のためにここにいるからさ、風呂入ってこいよ」
阿「ありがとう。急いで入ってくる」
眠るAをふっかに任せ超特急で風呂に入る。
Aの苦しんでいる理由は知れたけど、ここからが肝心。何ができるか、どうするのが最善か。
・
阿「ふっか、Aどう？…って起きちゃったか」
俺が寝室に戻ると起き上がって座っているAと背中をさするふっか。
深「ついさっき起きちゃった」
阿「そっか。A〜？俺ここにいるよ？」
『…亮平くん、仕事』
阿「え？」
『明日…もう今日か、仕事朝からでしょ？』
阿「そうだけど、どうしたの？」
『亮平くん、早く寝なきゃ』
いつもより少し言葉が幼いもののこの期に及んでまだ俺を気遣うA。
阿「んー、じゃあ一緒に寝よっか。ぎゅーしていい？」
『ん、』
ベッドに入りAを抱きしめる。するとやはりまだ眠かったのかまた夢の世界へ
阿「…ごめんふっか、あっちのクローゼットに布団入ってる」
深「はーい(笑)大丈夫、勝手にやるわ」
阿「ありがとう、よろしく」
そして俺も腕の中のAを感じながら眠りについた。
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Sora(プロフ) - まり姉さん» ご指摘ありがとうございます。作成する段階で23時と深夜1時とで迷っていた所をタイプミスしたままにしたままになっておりました。今1時と修正致しました。 (2021年2月3日 0時) (
レス) id: 020104d6ef (このIDを非表示/違反報告)
まり姉(プロフ) - 13のとこで、夜に話してるのに13時を過ぎたところってなってますよ？？23時ではないですか？？ (2021年2月3日 0時) (レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
Sora(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます！とても励みになります！別の作品にもコメントしてくださり、本当に嬉しいです。これからもよろしくお願いします！ (2021年2月1日 12時) (レス) id: 020104d6ef (このIDを非表示/違反報告)
Sora(プロフ) - 岩川ゆうまさん» コメントありがとうございます。とても励みになります！阿部くんとの甘々な生活を書いていけたらなぁと思うのでぜひこれからも読んでいただけると嬉しいです！ (2021年2月1日 12時) (レス) id: 020104d6ef (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年2月1日 11時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：-sora- | 作成日時：2021年1月31日 21時
