むかいくん〈おもらし大〉 ページ32
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〈向井くんside〉
いまは帰りの車。
なんやけど、うんちしたくなってもうた！
お腹痛いわけでもなくて、ただうんちがしたい。
それだけやねん。
んんｯ...一度したいと思ってしまえば我慢なんか出来なくて。
車が止まった隙に阿部ちゃんが隣に移動してきた。
阿「康二？具合悪くなった？」
今日は阿部ちゃんと2人で仕事やったから、いまはマネージャーと3人しかおらん。
阿「康二、教えて？」
向「・・・ぃ、」
阿「ん？ごめんもっかい」
向「うんちぃｯ...」
阿「え！？」
ﾏﾈｰｼﾞｬｰ「今コンビニ過ぎたからもう家まで行けるとこないぞ？」
向「ぅ、、」
阿「押さえていいから頑張ろ？」
向「ぅんｯ...」
家に着いて、走る。
でも、
向「ぅあ、ｯ..」ﾆﾁｯ..ﾆﾁｯ...ﾆﾁﾆﾁｯ..
トイレのドアノブを掴んだ瞬間、おしりの穴が開いてもうて、その場にしゃがみこむ。
阿「康二、大丈夫？」
向「ｸﾞｽｯ...でたｯ...」
阿「ん、そっか。頑張ったのに、悔しいね？ｷﾞｭｯ...っしょ...」
抱き上げられて、トイレの中へ。
向「ｸﾞｽｯ...ぅぅぅｯ...」
阿「下してはなさそうだね。少しだけ我慢してね」
周りについたうんちを拭いてくれる。
阿「残りもしちゃいな？」
向「ｸﾞｽｯ...」
阿「大丈夫」
向「ぅぅぅｯ...」
いい歳した大人が泣きながらうんちしてるん、ヤバイよな。
ラウールでも、我慢できるやろうに、なんで俺には出来んかってん...。
イライラと悔しいのが混じって涙に変わる。
阿「タオル、持ってくるね」
向「ﾋｯｸ...」
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作者名：まっちゃ
| 作成日時：2022年9月26日 22時
