おわり ページ17
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〈ラウールくんside〉
佐久間くんは後を追ったけど、俺はお留守番。
不安で泣きそうだから、ひとりになりたかった。
自室で泣いてると、ドアが開いた。
早い時間から仕事にいってた康二くんが帰ってきた。
向「ラウル、大丈夫か？」
ラ「ｸﾞｽｯ...」
向「ふっかさんたちからメール来てて、急いで帰ってきたんよ。一人で怖かったやろ」
康二くんが抱きしめて頭を撫でてくれる。
ラ「ぅぅぅｯ...こ、わかったぁぁｯ...うぁぁぁｯ...」
向「頑張った頑張った」
ラ「ぅぅぅｯ...」
向「しょっぴーも意識戻ったみたいやで。原因もストレスからくる胃腸炎ってわかったみたいやし。点滴で症状落ち着いたから、終わり次第帰るって連絡あったから」
ラ「ぅぅぅｯ...」
向「泣くのはいまだけな？しょっぴーが帰ってきたら笑顔でおかえりーって言ってあげるんやで？」
ラ「ぅんｯ...ぅぅぅｯ...」
向「大丈夫大丈夫」
しょっぴーを見たら、また泣いちゃった。
渡「ごめんな、ラウール」
ラ「ぅぅぅｯ...よかったぁぁぁｯ...ｷﾞｭｯ...」
渡「ｯ...ごめｯ...ｸﾞｽｯ...」
向「でも、原因わかってよかったな」
宮「意識なくしたのは、脱水なっちゃったからだって」
向「昨日からすごい量やもんな」
宮「うん」
佐「2人とも、泣くのはおしまい！翔太は寝るよ」
佐久間くんがしょっぴーを連れてくのに手を引いたんだけど、しょっぴーに俺の手を掴まれて、一緒に行くことに。
佐「じゃ、なんかあったら呼んでね！」
それからは、しょっぴーが甘えまくったおかげかおなか痛くなることもなかった
Fin.
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作者名：まっちゃ
| 作成日時：2022年9月26日 22時
