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*
〈阿部くんside〉
今日はオフ。
「そんなにくっつかなくてもいなくならないよ？」
この数日間、仕事の時間的にすれ違いだった、恋羽ちゃんと久々に一緒にいられるから、寂しさを埋めるのに、くっついてる。
阿「・・・じゃま、？」
「ううん。寒いからちょうどいい」
阿「俺、カイロじゃない、」
「ごめんね。笑 最近、中々時間合わなかったから寂しくなっちゃった？」
阿「ぅん、」
彼氏なのに、こんなんじゃダメだよね。
阿「ごめんね、」
「ううん。お仕事あるって、すっごいありがたいことだから、謝ることじゃないよ？」
阿「・・・」
「よし、休憩しよう」
恋羽ちゃんがこっちをみる。
久々に目が合って、なぜか鼻奥がツンっとして、恋羽ちゃんに正面から抱きつく。
阿「ｯ...」
「ふふ、可愛い笑」
ｺﾝｺﾝｯ...ｶﾞﾁｬｯ...
深「はね、宅配届いたよ」
「あ、ありがとうございます」
深「可愛い、阿部ちゃん」
阿「・・・」
深「どっか二人で行ってきてもいいよ？」
阿「んーん、こはねちゃんには、お仕事がある、」
深「あぁ、そっか」
阿「・・・」
仕事の邪魔なってるよね、？
深「阿部ちゃん、俺の部屋来る？」
阿「わしつ、」
深「ん、行こっか」
ふっかが布団を敷いてくれる、
深「眠かったんでしょ」
そんなつもりはなかったけど、ふっかに抱きしめられながら背中をトントンされたら、だんだんまぶたが重くなってくる。
深「おやすみ」
阿「ん、、」
意識が遠くなったとき、
「私も寝よっかな」
恋羽ちゃんの声が聞こえた気がした。
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作者名：みるく
| 作成日時：2023年12月23日 12時
