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急遽、おふたり分の振りを覚えることに。
とはいえ、ダンスは中学以来。
記憶力も昔に比べたら時間かかる。
阿「恋羽ちゃん、帰ろ？」
「もう少し残ります」
阿「恋羽ちゃんが倒れたら、康二は自分を余計に責めるから。恋羽ちゃんの体と、康二の為にも今日はおしまい。また明日やろ」
「はい」
次の日。
急ぎの仕事があるわけじゃない私は、三脚を持って家のリハ室へ。
スマホでカメラを起動して、パソコンで曲を流す。
部分で確認しながら、振りを固めていく。
私自身がちゃんと覚えておかないと、おふたりに教えられないから。
水分補給と休憩をちゃんと取りながら、完璧にする。
シャワー浴びて、お昼ご飯を食べて、午後からはストレッチしながら、さっき撮ったやつを確認する。
岩「恋羽」
「あ、おかえりなさい」
岩「ただいま」
「なんかありました？」
岩「ポストに入ってた」
「ありがとうございます」
岩「あんま、振り固めようとか思わなくていいからな？」
「え、」
岩「振り固めは全員のときにやれるし、恋羽は2人に昨日感じで教えといてくれればいいから」
「・・・」
岩「固めて教えてくれるのは助かるけど、恋羽には別の仕事もあるだろ？だから、ある程度教えてくれたらそれでいいから」
「はい」
岩「ん、ありがとな」
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作者名：みるく
| 作成日時：2023年12月23日 12時
