*89 ページ40
*
〈向井くんside〉
逃げたら、あとから怒られるだけやってわかってる。
だけど、いつも以上に覚えられんくて、朝からしんどいのもあって、俺は非常階段に来た。
逃げたことの後悔とか、覚えられん悔しさとか、しんどいのとか、色んな感情が全部が混じって、涙に変わる。
誰かに来て欲しい。だけど、来て欲しくない。
羽ちゃんに見つかって、舘さんに電話かけてて、めめが来る。
目「恋羽、先戻ってていいよ。康二、大丈夫か?」
「はい」
向「ッ...」
目「っしょ...」
向「ッ..ギュッ...」
目「シャワー浴びに行こ」
めめと、シャワー浴びてさっぱりする。
リハ室に戻れば、ほかのメンバーは、振り入れ中。
深「こは、覚えんの早くない?」
「昔から見たの真似るの得意で」
岩「恋羽、完璧だし、めめと康二のは、恋羽に任せよ」
「え、」
岩「え、ダメ?」
「ダメでは無いですけど、逆に大丈夫ですか?」
岩「いいんじゃない?」
「お任せします、」
羽ちゃんにまで迷惑かけとる、
目「とりあえず寝ときな?今は、とりあえず振り入れのことは考えなくていいから」
めめに寝かしつけられる。
188人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みるく | 作成日時:2023年12月23日 12時