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*
〈阿部くんside〉
めめには、近くのソファで寝てもらった。
せめて横になってほしかったから。
まだめめは寝てるけど、診察室へ移動。
一応、書き置きはしてきたけど気づくかな。
縫い合わせたところのガーゼが替えられる。
消毒は染みるけど、自分でやってしまったことだから、仕方ない。
痛み止めとガーゼなどをもらい、退院。
めめを迎えに来るから、そのときに一緒に帰る。
阿「昨日、ずっと心配してくれて、落ち着かせてくれてたのに、ごめんね」
目「ううん、それだけ阿部ちゃんが不安定だったってことでしょ？」
阿「ぅん、」
目「ｷﾞｭｯ...もう、しないでね、」
阿「うん」
家に帰ると、なんの状況も知らないはずの、佐久間と翔太に、なぜか怒られる。
深「なんでお前らが怒ってんだよ！」
岩「一番状況知らないだろ」
向「ほんま、怖かったんやからね！」
ラ「退院してきて良かったの？大丈夫？」
宮「マネージャーに相談したら、とりあえず抜糸するまでは活動休止」
深「こは？」
「・・・ｷﾞｭｯ...」
深「どうしたの？阿部ちゃんあっちだよ？」
「きず、いたい、」
深「あぁ、」
「ｯ...」
阿「恋羽ちゃん、おいで？」
「・・・いたくない、？」
阿「うん、大丈夫」
勢いつけようとするからさすがに俺も、ふっかたちも止める。
深「痛くないとはいえ、その勢いはダメだ笑」
「・・・ｷﾞｭｯ..」
深「仕方ないな笑っしょ...夜は、ギューして寝なよ？阿部ちゃんが寂しくなるから」
「ふっかうっさい、」
深「はぁ？笑」
「・・・うるさいの、」
目「恋羽、眠い？」
「ねむくない、」
目「それ、寝る体勢でしょ」
「ちがうもん、ねむくないもん」
あれは、眠い時の恋羽ちゃんですね。
ラ「恋羽ちゃん、眠いとあんな感じなの？」
阿「限界突破しかけてるね」
向「ええの？あのままじゃ、めめに抱っこされて寝るで？」
阿「めめに運んでもらう。俺抱っこはさすがにできないし」
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作者名：みるく
| 作成日時：2023年12月23日 12時
