アイドルとシェアハウス！ (ページ30)

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〈目黒くんside〉

ラウが帰ってきて、逃げられたから、夜ご飯が終わって、全員がいる今、もう一度聞いてみる。

目「恋羽、日用品のお金どうしてんの？」

「え、？」

目「俺ら食費は毎月渡してるけど、日用品分になるほどは渡してないよね？」

「・・・」

宮「確かに食費くらいにしかならないよね」

向「恋羽ちゃん、家計簿つけとるやろ？見せて」

「・・・」

阿「俺もってくるよ」

「亮平くんまで、」

ラ「でも、食費も足りてるの？月1万円しか取らないじゃん？」

岩「たしかに、米とか買い出したら足りないよな」

深「こは、おいで？」

「・・・ｷﾞｭｯ...」

阿「はい」

向「・・・集めとるのだけじゃ足りてへんやん」

「・・・・」

深「こは、正直に教えて？日用品の分はどうしてんの？」

「前の月の食費、と、自費.....」

深「そっか」

一緒に住むようになって、3ヶ月。

恋羽のお金で生活してたって言ってもいいくらいの額だよな。

深「食費は足りてんの？」

阿「一応」

深「じゃあ、全部合わせて3万にするか？」

「そこまで使わないです、」

阿「使わなかったら、使わないで残せばいいんだよ？」

「・・・」

渡「たまにちょっと贅沢すればいいじゃん？」

佐「たしかに！」

とりあえず、恋羽の負担を少しでも減らせるように考え直すことに。