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*
〈ラウールくんside〉
リビングで阿部ちゃんと佐久間くんが喧嘩してる。
で、その横で仕事をしてる恋羽ちゃん。
ラ「よくやれるね」
「うーん、やらないといけないからね」
佐「阿部ちゃんは、一緒に寝れるんだから、ちょっとくらいいいでしょ！」
阿「彼女独り占めして、何が悪いんだよ！」
ラ「あ、そっか」
「・・・んへ」
ラ「あ、照れてるの誤魔化した！」
「誤魔化してないから、！」
ラ「顔真っ赤笑」
目「恋羽」
「はい」
目「今週買い物行く予定ある？」
「あぁーと、あ、火曜日」
目「来週？」
「うん。安い日だから」
目「・・・」
「亮平くん」
阿「なに」
「・・・火曜日、目黒さんと買い物行ってくるね？」
阿「行ってらっしゃい」
佐「隙あり！ｷﾞｭｯ...」
「うぉ、」
ラ「大丈夫？」
阿「てめぇ、危ねぇーだろ！」
深「阿部ちゃん、和室で少しお話しよう？」
今日の阿部ちゃん、情緒不安定な日なのかな。
目「阿部ちゃん、昨日から情緒不安定だった？」
「いや、夜は普通だったから今朝からかと頭痛いからかと思って甘く見ちゃった」
目「俺が行ったから？」
「ううん、目黒さんのせいじゃないです。亮平くん、ここ最近夜中魘されること多くて、多分別の理由があるのかも」
目「・・・」
「きっと、ふっかさんが落ち着かせてくれます」
未だに抱きつく佐久間くん。
「ラウくん、体温計取ってもらってもいい？」
ラ「体温計？」
「うん」
恋羽ちゃんに渡せば、佐久間くんの脇にはさめた。
「37.8。佐久間くんの甘えん坊は熱のせいだ」
佐「・・・」
目「佐久間くん？」
佐「ｯ...」
「ちょ、佐久間くん？」
ラ「え、佐久間くん？」
目「もう一回体温計貸して」
めめが測り直せば、39.6
意識も危うい感じだから、さすがに救急車を呼ぶ。
あの場にいたのは俺らだからってことで、恋羽ちゃんが付き添いで、俺らはめめの運転で病院へ。
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作者名：みるく
| 作成日時：2023年12月23日 12時
