アイドルだって失敗することはあります！？６

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〈渡辺くんside〉


まさかの康二から、ラウールが漏らして泣いてて、俺ひとりじゃ無理って来て、急いで荷物まとめて、レッスン着のままリハ室を飛び出した。

メンバーがなんか言ってるけど、ラウールの異変に気づけてないやつらに耳は傾けられない。


急いで家に帰れば、泣き声がする。

手洗いうがいして、着替え持って、俺らの部屋へ。

渡「康二」

向「あ、しょっぴー」

渡「なぁに、康二困らせてんの。もう大丈夫だから、泣き止みな？俺玄関片付けてくるわ」

向「ごめんな？」

渡「いいよ」


着替えて、玄関片付ける。

ラウールたちの部屋から着替えとオムツを数回分持って、部屋に戻る。

ラ「ぅぅぅぅｯ...」

渡「そんなに泣くなって。目腫れて、ふっかみたいになるぞ」

ラ「ｸﾞｽｯ...」

渡「そんな心配なら、オムツ履くか？」

すぐ頷いたラウール。

オムツを履かせて、ずっと泣いてるから水分摂らせる。


康二と代わって、しばらく背中をとんとんすれば落ち着いてきたのか寝たラウール。

さてと、康二のメンタルケアしますか。

渡「康二」

向「・・・」

渡「っしょ...ｷﾞｭｯ...ちゃんとお兄ちゃん出来てたじゃん。大丈夫だよ。」

向「でも、ラウずっと泣いてた、」

渡「仕方ないよ。ラウール、不安なってたらしいし」

向「俺、トントンしても落ち着かせられなかった、」

今日はだいぶネガティブだな。

渡「大丈夫だって。ラウールにとって、康二が気づいてくれたこと嬉しかったと思うよ？」

向「ｯ...」

渡「同部屋のめめも気づいてないんだし、康二の気づいてくれてラウールは安心しちゃったんだよ。安心して泣きやめないことあるだろ？」

向「ｺｸﾝｯ...」

渡「康二が落ち込むことないから」

向「せ、やなｯ...」

渡「泣くのは今だけだぞ」


康二まで寝落ち。笑

ラ「んんｯ..」

渡「どうした？」

ラ「お、しっこ、」

渡「トイレ行くか？」

ラ「んーん、でた、」

渡「そっか」

取り替えてやる。

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