【男主】you we you【ワンピ夢】 (ページ10)

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05 僕とコックと良い話1 ページ10

ルフィ海賊団がまず最初に欲しいと思った仲間は、海のコック。
壊血病などにならないよう皆の健康管理の出来るコックを探そうということに決定した。それならばと、ジョニーの進めで海上レストラン「バラティエ」に到着………したはいいのだが、本当にルフィは面倒事に上手に首を突っ込むもので…。すぐ隣に来ていた海軍に喧嘩を売られ、砲弾を投げ込まれたのだが、それをルフィが上手く押し返した…と思ったら、まさかの海上レストランに直撃。謝りに行ったルフィが、１年の雑用を申し出されたのにはちょっとビックリだった。

「お前は何食う？」
「魚介類がいいかな」
「分かった、任せろ」

そしてやはり、事件は起こってしまうもので…。海上レストランにイーストブルーの覇者、ドン・クリークという名の海賊がやってきた。最初は餓死しかけだったのだが、そのレストランで一際目立つ風貌のサンジという男が料理を振る舞ってやり、恩を知らぬクリークは海上レストランを奪うと言って襲いかかってきた。だがクリークはこの海で恐れられた名の知れる賞金首で、戦うコックと言われているバラティエのメンバーでも歯が立たない。そんな時ルフィが、クリークを倒したら雑用免除と条件をつけてきて、オーナーのゼフはそれを承諾した。その間に色々なことが起きたが、最後はルフィの勝利。とてもたくさんの、傷を残して…だけど。
そんなわけで、ルフィが「仲間になれ！」を勧誘したのは、金髪が目立つ男、サンジ。サンジはバラティエの中でも得にずば抜けて強く、料理が上手い。おまけに夢も持っている。ルフィの目は狂いないと、そう思い……なんとかサンジは仲間になった。

「へえ、じゃあお前はコイツと最初っから居るってわけだ」
「うん、一応ね…」
「よく生きてこれたなぁ」
「うん、俺も驚き」
「お前……なんで居んだ？」
「うん、俺も聞きたい…」

鷹の目のミホークにより重傷を負ったゾロをウソップ達が連れて、いつの間にかメリー号ごと消えてしまったナミを追っている。そしてルフィ達も、バラティエから借りた船でその後を追っているのだ。
ちなみに今が、その航海中の会話である。腹が減ったということで、サンジに料理を作ってもらっているところだ。俺は一緒に厨房で料理を作るサンジと会話中。
皆がやっぱり疑問に思う、俺の存在理由について…。