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YJ「……………ん、あれ…」
ふと目を開けたら薄暗かった。
YJ「ここどこだ…」
どうやら俺のいるのは外みたいで、俺は普通に道路のど真ん中に倒れ込んでたらしい。
あっぶねえ、轢かれでもしたらどうすんだよ。
YJ「まさかもう、ここが人間界か…？」
確かあのじいさんに背中を押されて扉に飛び込んだんだ。扉の中は渦巻いていて向こう側が見えなかった。もちろん床もなくてただ堕ちていった。
そしていつの間にか気を失ってたらしく、今に至るというわけで。
あのジジイ、到着地点くらいちゃんと安全な場所にしてくれっての。
YJ「あーー、ついに来ちまったよ…」
来ちゃったよ、人間界。
どうやらここは住宅街みたいで、電灯がぼんやり灯っている。薄暗く感じたのはこのためだ。
幸い誰もいなくて、あたりはシンとしていた。
そういや電話は繋がるって言ってたな。
俺はまだこの使命の話を詳しく聞いてないんだ。ジジイにクレームかけてやる。
「なんの用じゃい、こっちはもう寝る時間なのに……」
YJ「……なあ、人間界に着いたんだけどこれからどうしたらいいわけ？あの女はどこにいるんだよ？まさかそれも自分で見つけろって言うんじゃないんだろうな？」
「その通り、さすが物分かりが早いのう。感心感心」
YJ「待ってよ…正気！？この広い世界の中でそいつを見つけ出すなんて無茶だろ！！」
「まあまあ、きっとその辺におるじゃろう」
YJ「……っとに、ふざけんなよ〜〜…」
もう話す気も失せてきた。
すでにやる気もなくなっていた。
だってそうだろ？なんでその女たった一人のためにそこまでしなくちゃいけないんだ。
もういい、電話切ってやる。
二度とかけるもんか。
「あ、そうそう。使命が達成された時は自動的に体が消えていくようになっとるからの。それが彼女の望みを無事叶え終えたという証にもなる。それで、」
YJ「あーはいはいそうですか分かりましたよ！！！」
ブチッ、
勢いに任せて切った。何か言いかけてたな………まあいいや。知らない。
YJ「はあ〜〜…どうしたらいいんだ」
頭を抱えてしゃがみ込む。
その時だった。
視界に、ふと自分以外の足元が見えた。
『あの、大丈夫ですか……？』
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サナ(プロフ) - ? ???かずなさん» かずなさんありがとうございます！なんとか更新出来るよう頑張っていきます( ；∀；)ぜひぜひよろしくお願いします！ (2018年2月24日 8時) (
レス) id: dde6dc2ed5 (このIDを非表示/違反報告)
? ???かずな(プロフ) - とても面白いです〜！更新されるのを楽しみにお待ちしています！ (2017年10月26日 13時) (レス) id: 90b2e19f22 (このIDを非表示/違反報告)
サナ(プロフ) - scorpinさん» scorpinさんコメントありがとうございます！長い間放置しててすみません。少しずつの更新になると思いますが、また読んでくださると嬉しいです。よろしくお願いします！ (2017年1月10日 0時) (レス) id: 7c6e347534 (このIDを非表示/違反報告)
サナ(プロフ) - odenさん» odenさんコメントありがとうございます！私もツンデレヨンジェ好きです！ツンツンデレデレさせたいと思ってます！← 良かったらまたこれからもよろしくお願いします(>_<) (2017年1月10日 0時) (レス) id: 7c6e347534 (このIDを非表示/違反報告)
サナ(プロフ) - よんよんさん» よんよんさんお返事遅れてすみません！私もずっとB.A.Pのお話書いていきたいと思ってて、でもとても時間がなくてこんなに長引いちゃいました。申し訳ないです(>_<)少しずつですが更新しようと思ってるのでまたよろしくお願いします(>_<) (2017年1月10日 0時) (レス) id: 7c6e347534 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サナ | 作成日時：2016年2月8日 20時
