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YJ「それじゃあな」
『どこ行くのよ』
Aはこれから授業だし、俺は今からデヒョンのところに行って色々と調査をするつもりだ。
『デヒョンくんに迷惑かけないようにしてよね』
YJ「わかってるよ、ただ彼女いるかどうか聞いてくるだけだ」
『……え、え、え、そそそそれ、本気！？』
本気ですが、何か？
『だってだって！それ聞いちゃったら……もしデヒョンくんに彼女いたら……私……』
焦った顔からどんどん沈んだ顔に変わっていく。
こいつ本当コロコロと表情変わるな。
見てて飽きないけど。
YJ「大丈夫だよ。あいつに彼女はいない」
『何を根拠に言ってるの？』
YJ「何も。ただなんとなくそんな気がする。悪魔の勘」
『女の勘みたいに言わないでよ…』
Aはまだ不安そうにしていたけど、俺が行く準備をしてるとAも椅子から立ち上がって片付けを始めた。
『こんなこと…悪魔ヨンジェなんかに頼んで大丈夫かな？バチ当たらないかな？』
YJ「よく本人の目の前でそんなこと言えるな」
『だって、』
YJ「信じられないか？俺のこと」
そういうとAは、デヒョンくんのこと本当に好きだから……とまで言って後は黙ってしまった。
なるほどな。
こんな訳の分からない悪魔なんかに任せていいのか、俺に頼まず自分でしたほうが良いんじゃないか、それを迷ってんだろ。
YJ「……ま、信じなくていいよ。別に悪いようにはしないから」
そりゃそっか。
俺みたいなやつに、誰がそう簡単に心を許すだろうか。
誰だってデヒョンみたいにキラキラ笑ってるやつに惹かれるに決まってる。
俺だって人間が嫌いだ。
信用されなくたって、構わないじゃないか。
『ううん、私ヨンジェのこと信じるから』
YJ「……は」
驚いた。
まさかこんな返事が返ってくるとは思ってもみなかった。
『私一人だと、何も行動出来ないままだったかもしれない。けどヨンジェがいてくれたら、頑張れそうな気がする。だから』
Aは俺の正面に立って、言葉を続けた。
『私も頑張ってデヒョンくんと向き合うから、私の恋、サポートしてください』
ぺこりとお辞儀をしたAがいた。
そして嬉しそうに笑ったんだ。
YJ「…………おう、任せとけよ」
ドキンと何かが胸を打った。
遥か遠い昔に忘れた、甘くて苦い感情。
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サナ(プロフ) - ? ???かずなさん» かずなさんありがとうございます！なんとか更新出来るよう頑張っていきます( ；∀；)ぜひぜひよろしくお願いします！ (2018年2月24日 8時) (
レス) id: dde6dc2ed5 (このIDを非表示/違反報告)
? ???かずな(プロフ) - とても面白いです〜！更新されるのを楽しみにお待ちしています！ (2017年10月26日 13時) (レス) id: 90b2e19f22 (このIDを非表示/違反報告)
サナ(プロフ) - scorpinさん» scorpinさんコメントありがとうございます！長い間放置しててすみません。少しずつの更新になると思いますが、また読んでくださると嬉しいです。よろしくお願いします！ (2017年1月10日 0時) (レス) id: 7c6e347534 (このIDを非表示/違反報告)
サナ(プロフ) - odenさん» odenさんコメントありがとうございます！私もツンデレヨンジェ好きです！ツンツンデレデレさせたいと思ってます！← 良かったらまたこれからもよろしくお願いします(>_<) (2017年1月10日 0時) (レス) id: 7c6e347534 (このIDを非表示/違反報告)
サナ(プロフ) - よんよんさん» よんよんさんお返事遅れてすみません！私もずっとB.A.Pのお話書いていきたいと思ってて、でもとても時間がなくてこんなに長引いちゃいました。申し訳ないです(>_<)少しずつですが更新しようと思ってるのでまたよろしくお願いします(>_<) (2017年1月10日 0時) (レス) id: 7c6e347534 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サナ | 作成日時：2016年2月8日 20時
