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冷蔵庫の中に余っていた食材で子供が食べれそうなものをささっと作り、数少ない皿をかき集めてテーブルの上に並べる。自炊を普段からしていてよかったと心から思った。
しかし、どう考えてもテーブルが小さい。子供といえど、３人も一気に入ると窮屈な感じが否めない。……なんか、出費が凄そうな気が。
俺の右隣でぱくぱくと、次から次へと口の中へご飯を放り込むだいすけくん。
喉に詰まらせないか心配で見守っていると、目が合ったタイミングで眩しすぎる笑顔を浮かべる。
彼曰く、だいすけくんが３人の中で一番お兄さんらしい。俺勝手にひかるくんだと思ってた。
「だいすけくん、ゆっくり食べてね」
「ん？だいすけでいーよ！」
「…ああ、うん。…あーほら、溢すって、」
３人の中で最もやんちゃ。初めて会った時から元気な子だと思っていた。
もしかしてこの子、２４時間３６５日このテンションだったりする……？
お皿の端からだいすけが溢した白米を拾う。落ち着いてくれ。お願いだから。
「あべちゃん、りょーり、じょうず！」
「ほんと？ありがとう」
「んふふっ！」
いつもは１人で作って１人で食べて終わりだから、子供とはいえ、いざ評価されると少し恥ずかしい部分もある。しかも、しっかりと目を合わせて大きな声でキラキラの笑顔でいうのだから尚更だ。
…手紙には「一人前」と書いていたけど、一人前って何の事だろうか。
自分の分の朝食を口に運びながら考えていると、ふと、目の前に座るひかるくんと目が合った。
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おれん。 - めっちゃくちゃおもろいです！マジで続き楽しみ！更新頑張ってください！ 期待してます！めめ可愛すぎる… (2022年10月9日 23時) (
レス) @page10 id: 67bfb56258 (このIDを非表示/違反報告)
虹色しっぽ - 楽しく見させてもらいました！更新頑張ってください！ (2021年8月24日 18時) (レス) id: 779b4574fe (このIDを非表示/違反報告)
Yuri - 更新、楽しみに待ってます！頑張って下さい！！ (2021年3月20日 0時) (レス) id: 2467065cee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作成日時：2021年3月5日 15時
