支えられ、支え合う (ページ32)

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北斗side

北斗｢あれ、樹？｣

みんなのお昼ご飯を作っていると誰かの部屋からすごい音がして、亮平しか考えられないし、しょっぴーと樹で部屋に見に行っていた
で、何故か樹だけ戻って来た

樹｢亮平、怪我したっぽい。あと体調悪そうだから聴診器とか取りたいけど、しょっぴーの部屋入っていいよね？｣

北斗｢いいんじゃない？緊急事態なんだし、しょっぴーそんな事じゃ怒らないだろ｣

そう言うと樹は保冷剤を取ってしょっぴーの部屋に行った
亮平、具合悪かったんだ...
なんか、ちょっと来るタイミング間違えたかな
まぁ、でも、しょっぴー1人でも心配だし、俺達がいて正解かも←1人でも平気だわby:翔太

翔太｢ごめん、しばらく亮平の部屋いるわ｣

北斗｢じゃあ、お昼ご飯出来たら亮平の分も持って行く｣

翔太｢マジでごめん！ありがとう！｣

そう言って部屋に戻って行ったしょっぴー
しょっぴーってめっちゃツンツンしてるけど、結構亮平の事、甘やかしてるんだよね
まぁ、それが双子の相方並に表に出てないだけであって、実は結構そういう所あるんだよ

樹｢なんか、慎太郎みたいだな｣

北斗｢それ俺も思った！あいつも見かけによらずよく隠すからな｣

樹｢しょっぴーなんて北斗そっくりだよ｣

北斗｢そんなの、樹だってずっと部屋にいるじゃねぇか｣

そんな話をしながらご飯を作って2人がいる部屋に行く
俺はご飯2つ持ってるし、部屋の扉開けらんないから樹も一緒に来てもらったんだけど、扉の外から咳込む声がして急いで扉を開けた

樹｢亮平！！大丈夫！？｣

北斗｢吸入器...いや、ネプライザーの方がいい？｣

樹｢そうだね。って言うかしょっぴーどこ？｣

翔太｢え、亮平！？｣

樹｢しょっぴー、ネプライザーの準備して欲しい。北斗、水はある？｣

北斗｢あぁ、うん。お粥も水も持って来た｣

部屋の中では苦しそうに咳込む亮平がいて、偶然しょっぴーもいなくて、救急の樹が対処してくれた
本当さすが救急だよね
焦らず対応してくれて俺、焦りすぎてて固まる所だったよ

樹｢亮平ー？これ、吸える？すぐ苦しいのなくなるから｣

そうやってなんとか落ち着かせることが出来た

翔太｢マジでごめん。後は俺がやるわ｣

そう言われて部屋を出る
まぁ、後は兄弟でいた方がいいよね
亮平、地味に手が誰か探してたからしょっぴーだろうし
2人ともお互いの事大好きなのにそういう感じを表に出さないんだから
まぁ、たまに溢れ出てるけど