支えられ、支え合う (ページ29)

今日:4 hit、昨日:34 hit、合計:269,547 hit

一応医者だからページ29

翔太side

樹｢へぇー、全然変わってないね｣

北斗｢お邪魔しまーす｣

今日は偶然休みが被った2人を家に呼んでプチ談笑会
別に外でも良かったんだけど、2人が家がいいって言うから呼んだ
2人は双子で俺と涼太と同い歳だから戦友って言うけど、マジで仲良い

樹｢マジで変わってないじゃん！しょっぴーの部屋行っていい？｣

翔太｢いや、なんでだよ。ここでいいだろ｣

通ってた学校は違ったけど親が交流会みたいなのでよく会ってて、俺達も仲良くなったせいでお互いの家に行くって事もよくあった
うちは特にその時からリフォームとか、誰かが部屋変えたとかないから2人も久しぶりなんだけど変わってなさすぎて驚かれてる

亮平｢あれ、翔兄、お客さん？｣

翔太｢あぁ、まぁ。って言うか、亮平起きるの遅すぎ。昨日夜更かしでもしてたの？｣

亮平｢まぁ...でも、そんなにしてないから許して？｣

翔太｢はぁ...夜寝れなくなっても知らないからな｣

今日は休日で朝からラウールに遊びに誘われたって出て行った蓮と大学の友達と遊ぶって出かけた照、仕事の兄貴達と涼太
樹と北斗も久しぶりだったから朝から来たいって言って朝から来てたんだけど、2人が来てから顔を出した亮平
まぁ、今日は休みだし、亮平は何も予定ないみたいだから寝かせてやってもいいけど、寝過ぎもよくないから一応注意しておく

樹｢ぅわ、しょっぴーが兄貴してるよ｣

北斗｢しょっぴーも兄貴なんだね｣

翔太｢いや、2人もそうじゃん｣

亮平は俺が注意したらすぐ部屋に戻っちゃったから樹と北斗とも話せてない
別にこの2人なら亮平がいてもよかったのに

樹｢いや、これマジなんだよ｣

翔太｢絶対嘘だよ笑｣

2人と話してたらあっという間にお昼になってて北斗がご飯を作ってくれる事になった
北斗に感謝しつつ樹と談笑を続けようとしてたら2階からすごい音がした
まぁ、今家にいるのは俺達3人と亮平しかいないから誰がこんな音を出したのかは分かるんだけど、怪我とかしてても心配だし、急いで亮平の部屋に行く

翔太｢亮平！？｣

亮平｢しょうにぃ...｣

翔太｢お前、顔真っ赤じゃん！｣

樹｢しょっぴー、大丈夫そう？｣

翔太｢樹、ごめん、保冷剤取ってきてくれない？｣

樹｢ん。分かった｣

部屋に行くと勉強机から分厚い本が何冊か落ちててそのすぐ近くに亮平が倒れてた
亮平は足と顔も赤くて朝から体調悪いの隠してたのが分かる
本当にこいつは頼るって言葉知らないの？