“光”＿＿9色の雪だるまの短編集 Third (ページ4)

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「あれ？目黒くんじゃん〜w
今度は自分からやられに来たの？w」

俺がここに来るのを分かっていたかのように

ニヤニヤした2人が俺を出迎えた

「貴方たちですよね、お弁当腐ったの出したり衣装傷付けたりしたの、」

「そうだっけ？

まぁお前らみたいな分際は腐ったものくらいが丁度いいだろ、w」

「っメンバーには！手を出さないって言ったじゃないですか、」

精一杯睨むけど、スタッフさんはニヤニヤするばかり。

「目黒く〜ん、いいのかなぁ、俺らに楯突いちゃって。

動画の存在忘れたの？？w」

そう言ってスマホの画面いっぱいに写した動画を見せつけてくる2人

『もう二度と俺らに抵抗しないって約束できるよな？』

『ほら動画も撮ってんだからさ？さっさと認めなよ』

『…っ、はぃ、…ｹﾎｯ、ｵｪｯ…(涙』

『うわまた吐いたw
ほらさっさと片付けろよ、』

『ぅっ…ｹﾎｹﾎ、ッ…っ、ひゅっ、おぇっ、、(涙』

「…は、っ、？」

「記憶にないとか言わねぇよな？これが事実なんだから。」

知らない、言った記憶ない、、

多分、意識が朦朧としすぎて頷くことしか出来なかったんだと思う、

けど、頷いたことに変わりは無いっていう事実が動画として残ってて、

これをこれからの脅し文句にするのか、

もうこれ以上考え続けることなんて出来なくて、

「っ、ﾋﾞｸｯ、、…っ、はい、」

また、言いなりになるしかなかった