“光”＿＿9色の雪だるまの短編集 Third (ページ11)

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～～～♪～～～

「っ、でんわ、」

「○○さんって書いてあるけど、、」

「ダメ！おれ出るから、」

「ラウ貸して、俺出る」

スマホからなった通知音に大袈裟なくらい反応するめめ

絶対この人たちとなんかあるでしょ、

ふっかが照と変わって、照が通話ボタンを押す

念の為、阿部ちゃんが録音してる

「はい、」

『おせーよ、お前今何時だと思ってんのか？
言ったのは8時だろ？さては逃げたな？
まさか言いつけた訳じゃねぇだろうな？』

スピーカーにしたスマホから怒号のような○○さんの声が聞こえてくる

「ﾋｯ、、ごめんなさい、ごめんなさい…っ(涙」

「耳塞ぐよ？」

「お部屋移動しよっか。」

ふっかと佐久間、舘さんの3人が隣部屋に移動させた

その間にも○○さんは止まらない

『俺らのことバカにしてんのか？
動画のこと忘れたわけじゃねぇだろうな？』

「動画、」

『おいおい、この前見せただろ？w
俺らには逆らわねえって約束した動画。
今からお前に送ってやろうか？』

『あと5分以内に来たら金属バットで勘弁してやる。
1秒でも遅刻したら分かるよな？』

『おい、返事は！！！』

「無理です。ここからそちらまで30分はかかるので。」

照が冷静な声で答えた

『は、おい、電話口目黒じゃねぇぞ』

『嘘だろ、岩本さんの声するんだけど、』

『お前電話番号間違えたのか？』

「間違えてないですよ。これ目黒の携帯なんで」

『ちょ、人の携帯勝手に触って電話出るなんてどうなんすか？w
俺ら目黒くんと大事な話あるんで電話したんですけど、』

明らかに慌ててる電話の向こう側

照の顔は明らかに殺意が滲んでる

「大事な話が金属バットですか？」

『は、おいどこから聞いてた』

「初めからですけど」

『ﾁｯ、あいつチクリやがって、、』

そこで電話は切れた

んで、そのあとすぐに

「もう大丈夫？」

ふっかが部屋に入ってきた