・（続き） ページ1
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mm side
「じゃあ明日も同じ時間な」
その言葉で解放されて、散らばった私物をカバンに適当に詰めて立ち上がった
フラフラするし、身体の至る所が痛い
顔色とか身だしなみを確認する為に立ち寄ったトイレでまたリバースして、さらにフラフラ、頭はふわふわする中で鏡に映った自分と対面
「…うわ、最悪じゃん、、」
髪の毛はボサボサ、服には所々吐いたあとが残っていて、首には絞められたあとが薄くあった
顔は心做しか腫れてるし、何より真っ青な顔してる
意識が無かっただけで、絞められてたのか
今の時間は…
15時半前、
撮影は16時から…だから、
良かった…ｯ 間に合う、
適当に髪の毛についてるものを洗い流して、
服は…先に着替えればいっか。
服についてる汚れは…誤魔化せるかな、これ
楽屋に行く前に衣装さんのところに行って先着替えたいことを言えば、怪訝そうな顔をしつつも了承してくれた。
次シーズンの先取りだからって秋物の服だから、夏より露出する面積は小さそう、
「衣装、首隠れるやつあります？」
「首ですか？…薄いタートルネックで良ければありますけど…
どうかされました？」
「あ、ちょっと寝違えて首に変な跡が出来ちゃって、笑
ありがとうございます。」
何とか誤魔化せてる、よな
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作者名：鈴音 | 作成日時：2023年9月17日 22時
