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第五話 ページ6

時間はあっという間に過ぎ去り、今は放課後

ルールはどちらかが降参した時点で終了

範囲はグラウンド内ならどこでも、それ以外は正真正銘のガチンコ勝負だ



殺「準備はいいですか?」

『俺はいつでもいいよ』


潮田「ここに呼ばれるってことはA先生ってああ見えて結構実力派なのかも」

赤羽「全然そうは見えないけどね、お手なみ拝見てところかなぁ」

片岡「いきなり決闘だなんて、怪我しなきゃいいんだけど」

奥田「心配です・・・・」


イリーナ「ねぇカラスマ、本当にアイツの情報は何もないわけ?」

烏間「ここ1週間ずっと調べているがめぼしい情報はないな。おそらくこれが終わったあとにわかるだろう」

イリーナ「見たところそんなに強そうには見えないけどね・・・」



皆口々に語り合うが、誰ひとりとしてAの勝利を予想するものはいない

当たり前と言えば当たり前である

プロの暗殺者に引けを取らない烏間の攻撃でさえ軽々とかわされてしまう
任務成功率が高いイリーナでさえ綺麗に手入れされてしまった

ましてや見た目はほぼ女性にしか見えないAなど瞬殺で終わってしまうと誰もが考えていた



殺「そろそろ始めますか」

『そうだね、早く始めないと皆も飽きちゃうだろうし・・・・じゃあ・・・・


殺ろうか』

生徒「!!!」

烏間「(なんだ、この殺気は・・・・!)」

イリーナ「(威圧感だけで気絶しそう・・・・)」


スイッチが入り、捕食者の目になる

殺せんせーも余裕の表情ではいられないようだ


瞬間、そこにいたはずのAの姿が消えた


潮田「(消えた・・・!)」

赤羽「まじかよ・・・・」


瞬間移動したと思ったら既に戦闘はスタートしていた

殺せんせーが触手で攻撃を仕掛けると、待ち構えていたと言わんばかりに受け取り、それを掴んだまま空中に放り投げる

空中で隙だらけになったところをありえないジャンプ力で上がり、一回転してかかとを落とす

ここまでわずか数秒の出来事で、かろうじて目で終えたのが片手で数える程度であった

地面にめり込んだ殺せんせーに拳を数発打ち込むと殺せんせーの目の前に火花がちった

殺せんせーも反撃に移り、人間とは違う動きに翻弄されてAもひるむ

しかし、殺せんせーの疲弊は目に見えていた

戦況は明らかにAの優勢である


「本当に殺ってしまうのではないか」と、その場にいた全員が思ったその時


『あ、』

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木賊 - 保険医とか俺得,,,更新頑張ってください (2017年12月5日 18時) (レス) id: 3d83174dd8 (このIDを非表示/違反報告)
亜輝(プロフ) - アニメラブさん» ありがとうございます、早くもネタ切れで申し訳ないです・・・時々見に来てやってくださいませ (2017年3月24日 22時) (レス) id: 898ffc2baa (このIDを非表示/違反報告)
アニメラブ(プロフ) - えーーー!こんなに面白いのに、更新してよ〜作者殿>< (2017年3月23日 20時) (レス) id: 9491c8ca0e (このIDを非表示/違反報告)
亜輝(プロフ) - 樹さん» コメント返信が遅れてしまい申し訳ありませんm(_ _)mできる限り頑張ります! (2017年3月11日 23時) (レス) id: 898ffc2baa (このIDを非表示/違反報告)
- めっちゃ面白かったです!!!!!!頑張ってください!!!!!! (2017年1月29日 16時) (レス) id: 41f3d259b0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:亜輝 | 作成日時:2016年11月13日 12時

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