Friend or Best Friend

気持ちが分かる彼氏※®️ ページ50

SM



男女10人くらいが居酒屋に集まって

飲み会はスタートした。


Aがプレゼントをくれたから

気分良く酒を飲んでみる。





『あれ？スンミナ〜
アクセサリーとかするんだ？』


SM「ああ、これ？
もらったんだ」


『私そういう、さりげなくアクセサリーつけてる男の人
セクシーで好き！』




Aは隠してたけど俺は気づいてるんだよ。


本当は飲み会に行ってほしくないんでしょ？


ネックレスを見るフリをして

俺の肩に手を置く女の子はあざとい。



Aの心配してる事はつまり

こういう状況のことだ。




だけど俺は微塵も興味がないから

そういう行動されても、って感じ。





SM「普段はアクセサリーつけないけどさ、
恋人がくれたネックレスだからつけてる」



『え…スンミナ、彼女いるの…？』



SM「付き合ってる人いるよ」



『そ、、そうなんだ…、』






Aがくれたネックレスは

効果が抜群らしい。


それからも合コンみたいに席替えをしたりして

その度に恋人からのプレゼントだって言った。






「おかえり」



SM「先に寝てていいって言ったのに」


「寝ようとしたけど…
気になって眠れなかった」


SM「浮気するかもって？」


「そんなんじゃ…ないけど、」




気まずそうに話すの可愛いな。


Aの言いたいことは分かってる。


だから余計に可愛くて意地悪したくなるの。





SM「Aがくれた首輪、効果抜群だったよ？」


「く、首輪…！？」


SM「首輪みたいなものでしょ？
俺の飼い主はAで、俺はAだけのワンちゃん
って意味でくれたんじゃないの？」


「あ…まぁ、そんな感じ、だけど」





顔真っ赤になってる。


お揃いのネックレスに、パジャマ姿ってさ

けっこうクると思わない？



ああ、俺が酒を飲んだからなのかな。




SM「皆んなに、恋人からもらったアクセサリーだって
言っておいたから心配しないで」


「ん。
スンミナだいすき」



オデコにぽっぽしてあげてから

Aにもう寝るように言って

シャワーを浴びてはみたものの


さっきの ‘スンミナだいすき’ が頭から離れなくてさ





SM「A起きてる？」


「うーん…寝てたけど、なに？」


SM「やっぱり起きて欲しいな」




結局Aを起こしてしまった。



「スン、ミナ…ッマテ！」


SM「マテできない」


「ぁ、ーーーッ♡」



我慢できなくてゴメンねA。



___________
Thank you !

終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)

←無意識な独占欲

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す