Friend or Best Friend

たまにお泊まり ページ45

お泊まりしたら

分厚い眼鏡の懐かしいスンミンが見られる。


俺は野暮ったい眼鏡をかけたスンミンも好きなんだよね。


初めて会った日を思い出すから。



「寝癖どうしたㅋㅋㅋ」


SM「シャワーしてくる。
一緒に行く？」


「パボ、はやくシャワーしてこいっ」


SM「へへへ」




朝から恥ずいこと言ってくる。

スンミンが居なくてヒマだから

少し勉強でもするか、って朝から単語帳を開いた。


スンミンは英語もうまくて

出来ない事はなんなんだろう？って考えたけど


俺の方が出来ない事が多いだけなのかもしれない。



「俺のどこを好きになったんだろう…？」


SM「可愛いとこだよ」


「わ、いたの！？」


SM「また勉強？
どうしてそんなに勉強するの」



洗いたての良い匂いがするスンミンは

爽やかでカッコいい。


濡れた前髪あげてるのとか、ズルいでしょ。



「いや…だって…勉強しないと、」



少し目を見開いて「ん？」聞いてくるのも

その顔、俺が好きだって知っててやってるんですか？



SM「どうして？そんなに成績ヤバいの？」


「だって…スンミンは大学に行くじゃん。
今の俺じゃ無理だし、」


SM「もしかして同じとこ行こうとしてるの？」



あれ？

スンミンは俺と一緒の学校は嫌なのかな。


俺は今違う学校なのが少し寂しいから

一緒にいたくて勉強してるんだけど…



「だめ？」


SM「ダメじゃないけど…Aが本当にやりたい事と
俺と同じ大学に行く事が違ったらさ、」


「俺は頭が悪いから大学に行けないと思ってただけで、
今は勉強して進学するつもりだよ」


SM「Aがやりたい事を諦めたりしてないなら
俺は応援するよ」


「スンミンと同じ学校に通ってみたいんだ。
一緒に学校に行ったり、お昼一緒に食べたり、そういうのがしたいのって…大学に行く理由にしちゃダメかな？」


SM「……ちゅーしていい？」


「なんで！？」



甘えた顔になったスンミンが

俺の手を握ってお願いしてくる。


俺がこの顔に弱いの、分かってるよ絶対。



SM「ね、していい？」


「ぅん」



ていうか真面目な話してたと思ったけど？



「んっ、もういいでしょ」


SM「あと２回！」


「２回って、ん。」


SM「、あと３回」


「増えてるじゃん！ㅋㅋ
っ、満足した？」


SM「してないけど？ㅎㅎ」



軽いキスを繰り返して笑う。


よく分からないけど

そうやって甘えてくるスンミンが可愛いから、

まぁ。いいか

悪いヤツ→←君のワンちゃん

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