Friend or Best Friend

寄り道 ページ35

スンミンとバイト終わりに

ポテトとコーラだけ買って公園で食べることにした。



俺がゼロコーラを注文したら


スンミンに「ダイエット中？」って言われた。





「別にダイエットじゃないよㅋㅋㅋ
ただのコーラよりゼロコーラが好きなだけ」



SM「ふぅん。そうなんだ。
覚えておく」



「なんで覚えるの？」



SM「Aの好みだから」






スンミンはそう言って


お店の注文カウンターで俺を嬉しくさせた。




スンミンの言葉や態度は


なんだかくすぐったい。





今まで周りに居なかったタイプだからかな。





ヒョンジンの好みを覚えていたのは

いつも俺のほうだったし



イエニだって言っても年下だから

気を遣ってあげるのも俺のほうだったのに。







「そこに座って食べよー
お腹すいちゃった」



SM「うん。風が涼しいね」



「夜の公園も雰囲気があっていいね」



SM「そうだね。
告白にはもってこいだ」



「……ん？なんて？」





スンミンが少しうつむきながら笑ってるから


サラッと言われた言葉の意味が


余計に分からなくなって




気になって仕方ない。

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