Friend or Best Friend

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HJ



自販機の前に立つイエニの横で

俺が泣くの我慢してたら

冷たいコーラの缶を差し出された。





IN「目に当てて。泣くの我慢してよ」



HJ「泣いてないし」



IN「どうしたの？」






細い目を少し見開いて


イエニが俺の肩を優しく撫でた。




スンミンの優しさを知って


自分が大嫌いになった事。





Aの隣に自分がいるより


スンミンが居た方がいい事。





イエニに全部話したら


今まで図星なことズケズケ言ってきたのに




IN「ヒョンジニヒョンだって優しいよ。
他人と優しさを比べないで」



って言うから、めちゃくちゃ泣いた。







IN「何年も一緒に居たのに
急に離れていくのは辛いよね」



HJ「うん…っ」



IN「スンミンさんが良い人だから
余計に何も言えなくて悔しいんでしょ」






イエニはAと同じくらい


俺のことを分かってるみたい。







複雑なこの悔しさも全部。







IN「で、どうするの？」



HJ「どうするって、、なに？」



IN「2人を認めてあげるの？」



HJ「だって…どう見てもお似合いじゃん」



IN「じゃあもう泣かないで。
ヒョンが泣くと俺も辛いから」







イエニがそう言って

俺の髪を撫でた。




なんだろう、

イエニってすごくカッコいい。






IN「2人が心配するから戻ろう」



HJ「目腫れてない？」



IN「大丈夫。行こ」






戻ったら2人はすごく楽しそうにしてて

つい数分前なら嫉妬してたはずなのに


今は隣のイエニの綺麗な横顔に

少し、ドキドキしてる。

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