Friend or Best Friend

さみしい。 ページ12

ヒョンジンにいざバレたら


どうしたらいいか分からない。





ヒョンジンを傷つけた事は間違いなくて


泣き虫なヒョンジンが泣いてるんじゃないかって


すごく不安になる。









SM「A、ラーメンできたよ」



「ごめんスンミナ。
やっぱり俺、ヒョンジンに会ってくる」



SM「えぇ！？今から！？」







パニックになってたんだと思う。




ヒョンジンに隠し事をした事なんて


これが初めてだから。





色々と考えたつもりだったのに


結局のところ俺も


ヒョンジンの気持ちをちゃんと考えてない


ワガママな判断だったのかも。







SM「A落ち着きなよ。
今からじゃバスもないし、夜だし無理だって」



「あ…、そっか」



SM「お互いに頭を冷やしたら？
ほら、麺が伸びるから食べなくちゃ」



「…、うん」







ぐるぐる考えすぎて


ラーメンの味はあんまり分からないや。





ただスンミンが優しくて


俺を心配そうに見てくるのが少し嬉しかった。






「ご馳走様。
さて…どうやって帰ろうかな」



SM「時間も遅いし…その、、泊まってく？」



「え、いいの？」



SM「だってバスも電車もないし」



「じゃあ…泊らせてもらう」







ヒョンジンの家は泊まった事あるけど


他の人は家に上がった事すらない。





俺はリビングのソファを借りるつもりだったけど


スンミンは自分のベッドの横に布団を敷いてくれた。





＜ヒョンジン
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Aごめんね


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ヒョンジンからの返事はない。



友達を失いたかったわけじゃない。

だから怖いんだ、きっと。

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