일상3

you side ページ44

向こうの宿舎に行ってご飯を食べようと思って


洗面台で手を洗ってた。




脱衣所には誰かの下着があって


誰かシャワーしてるんだな。と思ってたら






SM「あああああ〜うわああああ〜」




「！？」





浴室から聞こえるスンミンの叫び声。



歌ってるのか

そうじゃないのかすら分からん。





アイツ…大丈夫か？






SM「あ、Aいたの？」



「お、おう」






急に扉が開いて出てきたスンミンに



なにやってんだ。とは言えなかった。





逆になんか触れちゃいけない気がして。





スッポンポンのスンモさんは



気にせず俺に「タオルとって」って可愛く言う。






「ほい」



SM「ありがとぉ〜」






なんだったんだ？と思ってリビングに行くと


ミノヒョンが座ってくつろいでた。




この人はこんなに顔が綺麗で


体型もカッコいいのに



どうしてこうもオッサンに見えるんだろう？






「ねぇ、オジサン」



LK「ん？」






反応すんのかよ。



てか否定もしないね？







「さっきシャワー浴びながら
スンミンが大声で叫んでたんだけど」



LK「ああ。いつもだよ」



「ええ？」



LK「あいつは毎回
歌ってたと思えば叫び出す変なやつだよ」



「ふーん」






なんだ。


いつもの事か。






「俺もヒョンとシャワーする時に
叫んでみようか？」



LK「Aが俺に
風呂場で殺されたと思われるからやめた方がいい」



「それはそうだね」






俺も自然死の予定だったんだけどな。


他殺は困る。


そういえばご飯食べようと思ってたんだった。


ベストタイミングでデリバリーが届く。





LK「わざわざコッチに宅配頼んだの？」



「うん。チャニヒョンの携帯で買った」



LK「は？」



「昨日チャニヒョンと喧嘩して腹たったから
チャニヒョンの携帯で注文してやった」



LK「ヤクザかお前は」



「寝てたから顔認証してみたらロック解除できた。
ヒョンも一緒に食べよ」



LK「共犯にしようとしてるだろ。
食べるけど」



「ㅋㅋㅋ」





後でチャニヒョンが

身に覚えのない決済があるって言うから


寝ぼけて注文してたよ？って嘘ついた。



そんでチャニヒョンにヘッドロックかけられて

俺は白目むいて

そんでチャニヒョンと仲直りしたのさ。

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