일상3

you side ページ25

俺が朝からシュークリーム食べたいって言って


楽屋のソファでのたうちまわってたから


スタッフさんが買ってきてくれた。





なんて優しいのだろうか。



それとも可哀想な子だと思われたんだろうか。





ま、どっちでもいいや。







HJ「ヤーお菓子ボーイ。
それなに？」



「シュークリーム」



HJ「ひとくち頂戴」



SM「小麦粉摘発！！」



HJ「うまっ」



「あっ！？ひと口デカすぎ！！
スンミナ！コイツを小麦粉窃盗罪で逮捕して！」







俺とヒョンジンを取り締まるスンミンの図を


ステイは気に入ってくれてるらしい。



前までヒョンジンには『餃子』とか『水餃子』

って書かれたボードが多かったのに




最近じゃあヒョンジンは『小麦粉ボーイ』



俺には『お菓子ボーイ』が定着してきてる。







FL「それなに？美味しそうだね」






星屑を散りばめた顔をキラキラさせて


ヨンボクが俺の残り少ないシュークリームを狙ってる。




コイツは可愛い顔して鷹のようなヤツだ。






「シュークリームだよ。
美味しそうじゃなくて、美味しいんだよ」






いる？とは言わない。


だってこれ以上シュークリームが減ったら


悲しいじゃないか。






FL「くれないみたいㅠㅠ」



「〜〜〜っ、分かったよ！ほら！」



FL「いいよ。Aが食べな？」



「欲しいんだろ！
俺が悪いヤツみたいだから食え！」



FL「ありがと。あむっ」






コイツって大きい口開ける時


「あむっ」て言うのあざといよな。



唇が小さいからいつも横にクリームつけて…






FL「あ、ついてた？ㅎㅎ」




HJ「ハッ！俺も俺も！
A〜唇にクリームついたよぉ」






残り少ないクリームを指ですくって


自分の唇にぬりつけたヒョンジンに




俺は純粋な気持ちで



一度でいいから



思い切り力強く




この顔面をイケメンじゃなくなるほど殴りたいと思った。





「オマエ、コロス」


HJ「怖っ！？
助けてください〜！！」


「マテ」


SM「小麦粉の争いは激しいのであった」





っていうかよく考えてみたら

シュークリームは人数分あるはず。


何で俺の食べてるヤツ奪って食べるんだ？

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