일상3

🦊side ページ19

Aヒョンのこと、ヒョンとは呼んでても


俺達の誕生日はたった2ヶ月しか離れてない。





だから俺はヒョンからマンネ扱いされるのが


少し腑に落ちないというか。。。




そんな変わんないじゃん？って思ってる。




今だって楽屋で寝てるAヒョンは


起きてる時より少し幼くて




もし、同い年だったら


俺達の関係は何か違ってたのかな、、


なんて。






「…」






寝てるAヒョンの頭を


いつもヒョンが俺にするみたいに撫でたら



ちょっとだけ自分の方が年上になったみたいな


そんな気がした。







IN「……おき、た？」



「寝てる」



IN「起きてるじゃん」



「いいや？
寝てる事にしといてやるよ」






俺がやった事はバレたのに。



Aヒョンのほうがやっぱり上手だ。




だけどね。


目をつぶったまま


口角を上げて話すAヒョンは


俺をまだ可愛い弟だと思ってるの？







「ふぉっ！？」



IN「いひひっ、起きたー」






あんまりにも意地悪に笑ってるから


ヒョンの前髪にちゅ、てしてみた。



案の定驚いて飛び起きてさ


ウケるよね。







「おま…、、ズルいぞ」



IN「寝たふりするんじゃないの？ヒョン」



「なに…俺を起こしたいの？」



IN「いや？別に」



「起きてかまって欲しかったんだな？
ジョンイナ、こっちこい！！」



IN「ごめんってヒョン！
うわぁぁぁ」






勝った！と思ってたのに。



結局ソファに引きずり込まれて

ぎゅーって逃げられないように抱きつかれてる。




スタッフの人が楽屋に帰ってきて

『ほんと仲良しですね』

って俺達を見て笑ってた。

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