일상3

you side ページ31

俺は久しぶりに日本に帰っていた。


って言っても3日間くらい。




お母さんが彼氏と籍を入れるって言うから


お祝いを兼ねて3人で食事をしに戻ったんだよね。





久しぶりすぎて、少しぎこちなかったけど


それでも楽しい時間を過ごしてきた。





お母さんは

俺がチャンビニヒョンと選んだスカーフも

ちゃんと付けてくれていたし




「韓国に戻っても健康に気をつけて頑張るのよ」


って空港でハグをしたんだ。







『栄Aさん…？』



「ええ、そうですけど」



『本物ですか？そんなはず、』



「？」






入国審査の時、変なことを言われた。



だけど俺は普通に飛行機に乗れたし


無事に韓国に到着して



元々スキジギが迎えに来てくれるって約束だったから

携帯を確認した。







「うわっ！
何でこんなに通知が！？」





メンバーのトークルーム


会社からの電話


知り合いのアイドル達ーー……




とんでもない量の連絡が来てる。






とりあえず…


スキジギに飛行機の到着時間も伝えてあったはずなのに


何故かまだ到着してないみたいだし


電話をかけてみよう。





行き先と目的もメンバーや会社に伝えていたのに


何なんだろう？







『あの…もしかしてSKZのA！？』



「えぇ。ステイですか？」




『幽霊じゃ…ないよね？』



「は？幽霊？
ここに居るじゃないですか！ほら！」



『じゃあデマってこと！？まさか！！』






空港で偶然出会ったステイが突然大声を出すから


俺はあっという間に取り囲まれて


写真や動画を撮影された。





『A！？ホンモノ！？』


『嘘でしょ！？』


『なによ！デマじゃない！』



「みんな、押さないでぇ〜」






何が何だか分からないけど


スキジギはやく来て〜〜〜

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