일상2

SKZ Code Ep.9 ページ24

SM side



ヒョンジンと俺が怖がらなくて失敗したから


Aと一緒に美術室に行くことになった。




奇数だからAが元々1人で行く予定だったのに


Aが「この学校嫌だ」ってずっと怖がるから


仕方なくスタッフさんが2人にしてくれたってわけ。







「スンミナ〜こわいよ〜
絶対なんかいるよ〜」



SM「大丈夫、大丈夫」






階段の上からぶら下がってきた生首に


ちょっと驚いたけど階段を登ってく。






「わ！びっくりした…」






Aは何にもないとこで


勝手に驚いてビクッてするから


可愛くて手を握ってあげる。




うわ、手冷たいなあ。



Aってこんなに怖がりだったんだね？







SM「美術室ってどこにあるの？」



「スンミナァァ…
俺ここ本当に無理かもぉ…」



SM「大丈夫だって。
はやく行くよ」







たかが暗い廊下に出ただけで


Aはぎゅーって俺の服をつかんで


背中にひっついてくる。




まだオバケも何も出てきてないのにね。






「おおぅ…ああ、すんません…」






何に謝ってるの？ㅋㅋ


相当パニックになってるみたい。






SM「ここだ。美術室」



「うぅ…おいてかないで、」



SM「置いて行かないから
こっちおいで」



「スンミナ、、
もっとギュッて手握ってよぉ」



SM「わかったわかったㅎㅎ」






フラフラ歩くAを引きずって


美術室に入った途端に、やたら甘えてくるA。




ミッションのお菓子を探さないとだけど


Aが可愛いから時間かけてやりたくなる。






「お、見つけたっ」



SM「あった？」



「その箱の中にある。
怖くて手入れられないよ」



SM「うわ、スライムだ」



「早く帰ろうスンミナァ…」






怖がってはやく帰りたがるから


お菓子持って廊下に出た瞬間







「ごめんスンミン本当に無理！！！！！」








Aは俺を置き去りにして一目散に逃げた。






SM「はぁ？」



「ヒヤァァァァァァァァァ」






廊下をジグザグに走って


階段も10段くらい上からジャンプして


待機室に吸い込まれるように走ってった。



こんなとこで身体能力の高さ発揮しないでよ。

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