일상

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俺が落ちた日。


泣く事もできないくらいショックで




“ ああ、これが挫折ってやつか ”





なんて

ぼんやり考えてた。





俺以外のメンバーの方が泣いてて


反射的に「俺は大丈夫です」って言った。





日本行きの飛行機に乗るため


朝、荷物をまとめて出て行く俺を


まだ制服姿だった学生組が抱きしめてくれたっけ。






CB「ぐすっ、元気でな…っ」



「ビニヒョンも元気で。
ジョンイナ、そんなに泣くなよ」



IN「ふっ、う、Aヒョン…っ」






目を真っ赤にして手を振るスンミンとか


シワクチャな顔で泣くヒョンジンとか。



あの日の天気は曇りで、少し肌寒い日だった。


そんな細かい事まで全部


今でも鮮明に覚えてる。







BC「時間だし…そろそろ行こっか」



「はい」






チャニヒョン、ヨンボク、ジソン、ミノヒョン

そしてウジニヒョン。



学校に行かないメンバーが全員で

空港までついてきてくれた。






BC「頑張れよ」



「はい。
ファンクラブできたら入りますね」



LK「A、
日本ついたらヒョンに連絡ちょうだい」



「分かりました」



HN「ひっく、うぅっ、」



FL「A…っ、また会えるよね…？」



「友達じゃん。
会いたい時に会えるよ」







日本行きの飛行機の搭乗を知らせるアナウンスに

ハグしてた腕を離す。





「それじゃ」





こんなに名残惜しいって事

今までなかった。








それもこれも、皆んなに出会ったからだ。



皆んなが大好きだからだ。

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